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検索結果は5件です。

StageIV大腸癌に対する腹腔鏡手術の検討
和田 佑馬(市立吹田市民病院・外科)
【目的】大腸癌治療ガイドラインにおいて,StageIVであっても,有症状で耐術能に問題がなければ,原発巣切除が推奨されている.StageIV大腸癌に対する原発巣切除は術後早期に化学療法を導入するためにも,低侵襲で安全に行われることが重要であり,腹腔鏡手術のよい適応と考える.当院での原発巣切除における腹腔鏡手術の有用性をretrospectiveに検討した.【対象・結果】2006年4月から2011年...

第55回日本消化器病学会大会大腸-鏡視下手術 5

大腸癌に対するENDO-PSI(II)を用いたTrans-anal specimen extraction(TASE)による完全腹腔鏡下手術
須藤 雄仁(前橋赤十字病院・外科)
【背景及び目的】大腸癌手術のほとんどの手技は腹腔鏡下で可能となったが,標本の取り出しやdouble-stapling technique (DST) 吻合の際のアンビルヘッド留置に伴い体壁の破壊を必要とする.当院では標本の取り出しを経肛門的に行い,吻合は完全腹腔鏡下のFunctional end to end anastomosis (FEEA) とすることで腹部創はポート挿入口のみになる術式を施...

第55回日本消化器病学会大会大腸-鏡視下手術 5

術前放射線化学療法後に腹腔鏡下低位前方切除術を行った下部直腸癌の手術成績
吉江 秀範(明和病院・外科)
【はじめに】当院では進行下部直腸癌に対し,腫瘍縮小効果,局所制御能の向上および肛門温存率向上のため術前放射線化学療法(CRT)を行っている.T3以深またはN(+)症例に対し25Gy5日間10分割術前短期照射,T4症例に対し45Gy25分割長期照射を行い,化学療法を併用する(S-1±CPT-11).照射終了後,短期照射例は2週間,長期照射例は4~8週間の待機期間をおいて腹腔鏡下手術を行う.全例に一時...

第55回日本消化器病学会大会大腸-鏡視下手術 5

進行下部直腸癌に対する膀胱下腹筋膜を認識した側方リンパ節郭清
河原 秀次郎(東京慈恵会医大柏病院・外科)
【緒言】膀胱下腹筋膜は,上膀胱動脈から膀胱の側面を被って肛門挙筋まで達する厚みのある強靱な筋膜で,上膀胱動脈分岐後の内腸骨動脈(内陰部動脈)とその分枝である尿路生殖動脈は膀胱下腹筋膜内を走行する.側方リンパ節郭清を行う上で極めて重要な局所解剖であるにも関わらずこれまで全く注目されてこなかった.鏡視下手術では膀胱下腹筋膜が容易に認識できるため,側方リンパ節郭清は,膀胱下腹筋膜の外側(閉鎖腔+膀胱側腔...

第55回日本消化器病学会大会大腸-鏡視下手術 5

当院における大腸癌鏡視下手術後の再発症例の検討
松田 武(聖隷三方原病院・外科)
【目的】大腸癌鏡視下手術後の再発症例の病態を検討し,鏡視下手術の適応や手技,術後フォローの問題点を明らかにする.【方法】2007年1月から2011年12月までに当科で鏡視下手術を施行した大腸癌患者137例を対象として,再発例の腫瘍学的因子・再発様式・再発時期について検討した.比較検討は,2005年1月から2006年12月までに当科で開腹手術を施行した大腸癌患者のうち再発例13例を対照として行った....

第55回日本消化器病学会大会大腸-鏡視下手術 5