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肝切除後の肝細胞癌再発と背景肝M-CSF発現との関連に関する検討
河野 寛(山梨大・1外科)
【はじめに】今回,マウス肝発癌モデルとC型肝炎ウイルス感染を背景とする肝細胞癌切除症例で肝発癌進展とM2MφならびにM-CSFの関連について検討した.【方法】検討I:op/opとlittermateマウス(LT)を用い,生後14日目にジエチルニトロサミン(DEN)を腹腔内投与し炎症性肝発癌モデルを作製.投与後28週目に犠牲死させ,発癌率を検討.肝内活性化Mφ分布を免疫組織染色法で,肝MφのM1/M...

第55回日本消化器病学会大会肝臓-集学的治療 2

進行肝細胞癌に対するソラフェニブと外科治療を組み合わせた治療成績
荒川 悠佑(徳島大病院・消化器・移植外科)
背景:当科では切除不能肝癌症例に対してソラフェニブの投与を行い,外科的治療が可能であれば積極的に導入してきた.今回この治療成績を検討し,外科的治療の組み合わせが有用であった症例について報告する.対象・方法:当科にてソラフェニブを投与した症例で投与後の効果判定を行った25例を対象とした.投与量は初期では800mg/日で開始したが,現在では400mg/日で開始している.(検討1)ソラフェニブの治療効果...

第55回日本消化器病学会大会肝臓-集学的治療 2

肝細胞癌術後再発に対するミリプラチンを使用したTACEの治療成績
高橋 豊(東京女子医大・消化器外科)
【はじめに】肝細胞癌の治療成績を向上するために術後補助療法とともに術後再発への治療は重要である.分子標的薬Sorfenibは承認に先立つ大規模臨床において生存延命効果が証明されている治療薬であり,治癒切除不能な肝細胞癌に対し適応を取得し臨床の現場で使用されているが,現在でもTACEは術後肝内再発に対する治療の中心であると言える.【目的】肝細胞癌術後再発に対するミリプラチンを使用したTACEの治療成...

第55回日本消化器病学会大会肝臓-集学的治療 2

化学療法後,主として胆管内腫瘍栓が増大した直腸癌肝転移の1切除例
梶川 真樹(岐阜県立多治見病院・外科)
【症例】69歳,男.直腸癌,同時性肝転移(Ra: pSE,pN0,H1,P0,M0; stageIV)に対し,20××年5月低位前方直腸切除術,同年7月肝部分切除術(S2, S4x2, S6)を施行.同年10月から術後補助化学療法(XELOX+ベバシズマブ 7コース)を行った.2年後の12月,経過観察の腹部造影CTで肝右葉に2か所(S5, S8)の腫瘤が出現,肝転移再発と診断した.肝切除でなく化学...

第55回日本消化器病学会大会肝臓-集学的治療 2

大腸癌肝転移症例における初回肝切除前の化学療法の意義に関する検討
青笹 季文(防衛医大・外科)
【目的】大腸癌肝転移症例における初回肝切除後の再発率,無再発生存期間(DFS)を検討し,肝切除前化学療法の意義について比較した.【方法及び成績】2008-2012年に当科で大腸癌肝転移に対して初回肝切除を施行した109例を対象とした.1) 肝転移診断時H1:71例,H2:35例,H3:3例であり,38例(35%)は化学療法を行った後に肝切除を施行,化学療法施行率はH1:18%(13/71),H2:...

第55回日本消化器病学会大会肝臓-集学的治療 2