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検索結果は6件です。

高齢膵癌患者に対する門脈合併膵頭十二指腸切除術の手術成績
藤井 努(名古屋大大学院・消化器外科学)
【背景・目的】高齢者の膵頭十二指腸切除術(PD)の適応に関する検討は散見されるが,より侵襲の大きい門脈合併切除までの検討はなされていない.当教室の門脈合併PDの手術成績を検討し,その妥当性について考察した.【対象】 2000年1月から2012年12月までの膵癌に対してPDを施行した272例.高齢(70歳以上)門脈切除(PVR+)群:47例,若年(70歳未満)PVR+群:117例,高齢PVR-群:4...

第55回日本消化器病学会大会膵臓-手術治療 3

膵全摘術症例の検討
渡邉 光章(山梨大・1外科)
【目的】膵全摘術は術後にインスリンの自己注射が必要となり,QOLが極端に低下することが知られている.しかし,腫瘍の占拠部位や浸潤範囲により膵全摘が必要となる症例がある.膵全摘症例と膵頭十二指腸切除術,膵体尾部切除術症例との手術侵襲,術後を比較検討した.【対象】2004年12月から2013年2月までに当科で施行した膵全摘術症例10例を対象とした.【結果】症例は男性7例,女性3例.平均年齢は66.1歳...

第55回日本消化器病学会大会膵臓-手術治療 3

PDにおける膵空腸再建法の工夫-完全外瘻/空腸漿膜切除+膵空腸密着吻合-
岡田 克也(埼玉医大国際医療センター・包括的がんセンター消化器病センター消化器外科)
【背景】PDにおける再建法は未だ多くの議論があり,膵液瘻予防等のため各施設で様々な工夫がなされている.当科では指導医による再建法の違いがあるが,我々は完全外瘻法と膵空腸密着吻合を用いている.現在は膵管腸粘膜吻合+不完全外瘻が主流であるが,正常膵で極めて膵管が細い場合など完全外瘻法はより簡便に施行可能な手技であると考えられる.今回我々の再建手技を供覧し,その成績を報告する.【対象】2007年4月から...

第55回日本消化器病学会大会膵臓-手術治療 3

演題取り消し
 
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第55回日本消化器病学会大会膵臓-手術治療 3

Borderline resectable膵癌切除例の検討
矢澤 直樹(東海大・消化器外科)
【背景】当科では2011年9月までBorderline resectable (以下,BR) 膵癌の多くを手術先行で治療していた.【目的】BR膵癌切除例の臨床病理学的特徴および治療成績を明らかにする.【対象】2006年1月から2011年9月までに切除された浸潤性膵管癌183例のうち,術前化学療法例3例,切除可能性の判定不能例5例,特殊型膵癌9例を除いた166例.【方法】内腔狭窄を伴うSMV/PV浸...

第55回日本消化器病学会大会膵臓-手術治療 3

膵全摘術の治療成績
前田 徹也(東邦大医療センター大森病院・消化器センター外科)
【目的】膵全摘術は,術後に生活の質が低下することなどから避けられる傾向にあったが,近年は手術手技の向上や周術期管理の改善などから,比較的安全に施行されるようになってきた.これまでの当科で施行した膵全摘術について検討した.
【対象と方法】2006年4月から2012年12月の間に,当教室で施行した膵全摘術11例(膵癌5例,膵管内乳頭粘液性腫瘍4例,膵転移2例)を対象とし,手術内容や術後経過を中心...

第55回日本消化器病学会大会膵臓-手術治療 3