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検索結果は6件です。

当院における炎症性腸疾患合併妊娠20例の臨床的検討
南 尚希(京都大・消化器内科)
【目的】日常診療において炎症性腸疾患(以下IBD)合併妊娠に遭遇する機会は増加傾向にある.IBD合併妊娠における妊娠期間中の病勢コントロールの重要性は言うまでもないが,妊娠期間中に使用可能な薬剤についての明確な指針は示されていない.今回我々は当院で経験したIBD合併妊娠における妊娠期間中の使用薬剤及び妊娠経過について検討し,若干の文献的考察を加えて報告する.【方法】対象は2006年5月から2013...

第55回日本消化器病学会大会大腸(クローン病2)

活動期クローン病に対するアダリムマブ療法における成分栄養剤併用の有用性の検討
園田 光(社会保険中央総合病院・炎症性腸疾患センター)
【目的】生物学的製剤アダリムマブ(ADA)の保険認可により活動期クローン病(CD)患者の寛解導入率は向上したが維持療法中の効果減弱,再燃も少なくない.既存の抗体製剤インフリキシマブ(IFX)による寛解導入後の維持療法においては成分栄養剤(ED)併用の有用性が報告されているが,ADA療法におけるED併用の有用性についての報告はない.今回,ADAを導入した活動期CD症例におけるED併用の有用性について...

第55回日本消化器病学会大会大腸(クローン病2)

難治性クローン病患者におけるInfliximab10mg/kg増量投与の有効性とCD64との関連性の検討
千葉 俊美(岩手医大・消化器・肝臓内科)
【目的】CD64は,炎症性腸疾患との関連性が報告されている(Am J Gastroenterol 2009; 104:102-109).今回,Infliximab (IFX) 5mg/kg使用歴があるAdalimumab (ADA) 効果不十分例の難治性クローン病患者4名にInfliximab (IFX) 5mg/kgを再導入した後に,IFX 10mg/kgの増量投与を行い疾患活動性とCD64との...

第55回日本消化器病学会大会大腸(クローン病2)

当科クローン病に対するアダリムマブの使用成績について
古賀 章浩(福岡大筑紫病院・消化器内科)
【背景】アダリムマブ(ADA)は中等症から重症のクローン病(CD)患者に対し使用され,高い寛解導入・維持効果を認めている.また,インフリキシマブ(IFX)に対する効果減弱症例や不耐症例に対する症例に対してもスイッチすることが治療選択肢の1つとして用いられている.しかし,その長期経過での臨床実態や維持効果についての報告は少ない.【目的】ADA使用中のCD患者に対する長期経過での臨床的特徴や維持効果因...

第55回日本消化器病学会大会大腸(クローン病2)

クローン病肛門部病変に対する重症度の検討
石橋 由紀子(福岡大筑紫病院・外科)
はじめに:クローン病に高頻度に合併する肛門部病変に対する治療法の選択には重症度の評価が必要となる.今回自験例から重症度分類を試みて臨床的な有用性を検討した.対象・方法:2012年1月から12月までに肛門部病変の診断・治療を行ったクローン病49例を対象とした.平均年齢は37.7歳(13~61歳),男女比は31対18であった.重症度分類としては,自他覚症状と病態から分類されたPDAI(Perianal...

第55回日本消化器病学会大会大腸(クローン病2)

炎症性腸疾患の膵酵素異常についての臨床的検討
園山 浩紀(島根大附属病院・消化器内科)
【目的】炎症性腸疾患(IBD)は様々な腸管外合併症が報告されており,高Amylase血症を来たす頻度が高いと報告されている.これまでにIBDと血清Amylase値についての報告はみられるが,血清膵性Amylase(P-Amylase)値についての詳細な検討は行われていない.そこで今回我々はIBD患者の血清P-Amylase値とLipase値を測定し,IBDにおける膵酵素異常をきたす頻度・要因につい...

第55回日本消化器病学会大会大腸(クローン病2)