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検索結果は5件です。

Oxaliplatin、CPT、FU系薬剤、Bevacizumab、Cetuximabに耐性となった大腸癌患者に対する有効な後治療の検討
伊東 友弘(昭和大横浜市北部病院・内科, 昭和大横浜市北部病院・救急センター, NTT東日本関東病院・消化器内科)
<目的>Oxaliplatin、CPT、FU系薬剤、Bevacizumab(BV)、Cetuximab(C-mab)といったKey Drugが耐性となった大腸癌患者に対する後治療におけるエビデンスはないものの、後治療を希望する患者が多く存在するのも事実である。我々は、これらの患者に対して後治療を導入し、症例が蓄積され、有効な後治療を検討したので報告する。<対象>FOLFOX±BV、FOLFIRI±...

第54回日本消化器病学会大会大腸(治療(化学療法))1

化学療法誘発口内炎に対するレバミピド・ポラプレジンクの含嗽・内服療法
福原 研一朗(市立藤井寺市民病院・外科)
【背景】がん化学療法により誘発される口腔粘膜障害は,レジメンにもよるが約40~80%もの高頻度で発症する有害事象の1つである。口腔粘膜障害は一旦発症すると,治癒や軽快しにくく,患者のQOLの悪化に直結する。そこで化学療法の継続・容量維持ができずに結果として奏効率の低下につながる恐れが懸念されている。口腔粘膜障害は,化学療法薬物の酸化作用によって誘発されると考えられており,その酸化作用を抑制するレバ...

第54回日本消化器病学会大会大腸(治療(化学療法))1

大腸癌化学療法施行後に血清鉄は上昇する-筋由来の可能性の検討-
本告 成淳(化学療法研究所附属病院・内科)
目的:癌化学療法後に血清鉄が上昇するとの報告があるが、その理由は詳らかではない。我々は、JDDW2010において、大腸癌化学療法前後に血清鉄、Hb、間接ビリルビンを測定し、血清鉄上昇の原因について考察した結果を発表した。その要点は、(1)CPT-11、5-FU、oxaliplatinの3剤が化学療法後に血清鉄、間接ビリルビンを上昇させる、(2)血清鉄の上昇に相当する程度の貧血が生じている、である。...

第54回日本消化器病学会大会大腸(治療(化学療法))1

StageIV大腸癌の同時性切除可能転移巣に対する術前XELOX±BV療法の経験
建持 岳史(済生会横浜市東部病院・消化器内科)
【背景と目的】切除可能転移巣を有するStageIV進行大腸癌において積極的転移巣切除の有用性は報告されているが、術後早期再発する例も少なくない。当院において同時性切除可能転移巣を有するStageIV大腸癌に対して、2009年10月より2011年12月までに術前にXELOX±BV療法を施行した。原発巣切除後8例、未切除1例の合計9例に対する効果と安全性について病理学的検討を含め検討した。【結 果】施...

第54回日本消化器病学会大会大腸(治療(化学療法))1

大腸癌に対するBevacizumab併用化学療法における有害事象:消化性潰瘍について
鈴木 一広(市立三沢病院・内科)
[はじめに]切除不能、再発大腸癌化学療法にBevacizumab(BV)併用化学療法が導入されその有効性が確認されている。しかしBV特有の有害事象が存在し、その中で消化管穿孔は重篤なものとして認知されているが、消化性潰瘍については詳細な報告はされていない。今回我々は、BV併用化学療法における有害事象としての消化性潰瘍について検討したので報告する。[対象]2007年6月より201年2月までにBVを投...

第54回日本消化器病学会大会大腸(治療(化学療法))1