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PEG-IFNα(IFN)/RBV併用療法でSVRが得られなかったGenotype1型C型慢性肝炎に対するPEG-IFNα2a/RBV併用による再治療の有効性及び安全性の検討(中間報告)
泉 並木(武蔵野赤十字病院・消化器科)
【目的】2010年4月より、肝炎治療医療費助成制度の改正に伴い医学的にIFN再治療が有効と認められる場合には2回目の制度利用が可能となった。そこでPEG-IFNα(IFN)/RBV併用療法でSVRが得られなかったC型慢性肝炎患者に対するPEG-IFNα2a/RBV併用療法の使用実態下における有効性及び安全性を確認する目的で全国多施設による調査を実施した。【方法】2010年4月以降にPEG-IFNα...

第53回日本消化器病学会大会肝臓-C型肝炎2

Chronic liver disease questionnaire(CLDQ)日本語版によるC型慢性肝疾患患者のQuality of Life(QOL)評価
三浦 幸太郎(帝京大・内科)
【目的】慢性肝疾患患者は様々な身体症状や心理的因子のためquality of life (QOL)が低下していることが多いが、QOLの客観的評価は容易ではない。英語圏では慢性肝疾患に限定した疾患特異的QOL評価尺度としてChronic liver disease questionnaires (CLDQ)(Gut 1999)がしばしば活用されており、タイや中国などアジア圏でもCLDQがそれぞれの言...

第53回日本消化器病学会大会肝臓-C型肝炎2

C型慢性肝炎患者のインターフェロン療法における掻痒感についての検討
鈴木 一義(獨協医大越谷病院・消化器内科)
【目的】インターフェロン(IFN)療法の副作用に皮膚掻痒感があるがその頻度は不明である。一方、アトピー性皮膚炎においては血清TARC値が病勢を反映するが、TARC値とC型肝炎患者の掻痒感とを検討した報告は無い。今回我々は、C型肝炎患者における痒みの程度、TARC値とIFN療法との関連について検討を行った。【方法】C型慢性肝炎症例84例を対象とした。痒みの程度をVASスケールで評価し、同時に血清TA...

第53回日本消化器病学会大会肝臓-C型肝炎2

C型慢性肝炎に対するPegIFN+Ribavirin療法における成分栄養剤(エレンタール)の使用経験
松本 伸行(聖マリアンナ医大・消化器・肝臓内科)
【背景】C型慢性肝炎に対するPegIFN+Ribavirin(PegRiba)療法では多くの症例で体重減少を認め、我々は過去にPegRiba療法50例の検討において、食欲減退(64.3%)、味覚異常(51.8%)、嘔気嘔吐(42.2%)などの消化器症状を高頻度にきたす事を報告している。【目的】PegRiba療法中に体重減少を来したC型慢性肝炎症例おける成分栄養剤投与による治療継続の可能性を検討する...

第53回日本消化器病学会大会肝臓-C型肝炎2

C型慢性肝炎および肝硬変患者におけるヘリコバクターピロリ菌除菌療法の有用性の検討
高嶋 智之(兵庫医大・内科(肝・胆・膵科))
【目的】H.pyloriと血小板の関連性については多くの報告がある。IFN療法の施行にあたり血小板値が低値のためにIFN導入ができない場合がある。血小板を増やす目的でIFN投与前に脾動脈塞栓術や外科的脾臓摘出術などの侵襲的治療を行うこともあるが、より低侵襲な治療で血小板値を増加させる方法の確立が求められている。それらのことをふまえてC型肝炎患者におけるH.pylori除菌療法の有用性を検討する。【...

第53回日本消化器病学会大会肝臓-C型肝炎2