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未分化型早期胃癌におけるリンパ節転移の危険因子と内視鏡治療適応の検討
浅川 幸子(山梨大・1内科)
【背景】早期胃癌での分化型癌へのESD治療は標準治療として適応されているが,未分化型癌では完全には確立されていない.【目的】未分化型早期胃癌のリンパ節転移の予測因子を明らかにし,内視鏡治療の適応拡大の可能性を検討した.【方法】当院と協力施設にてリンパ節郭清を伴う胃切除術を施行した未分化型早期胃癌の567例を対象とした.術後標本を用いて臨床病理学的特徴と,リンパ節転移のリスクを検討した.【結果】対象...

第55回日本消化器病学会大会胃・十二指腸(胃癌1)

当科におけるcStageIV切除不能進行胃癌に対する化学療法の治療成績
柄川 悟志(関西労災病院・消化器内科)
【背景】cStageIV切除不能進行胃癌に対する標準治療はS-1+シスプラチン(CDDP)による全身化学療法であるが,高齢者,腎機能低下症例に対しては標準量のCDDPの投与が困難である.また,2011年3月HER2過剰発現が確認された切除不能進行胃癌に対するトラスツズマブの適応追加が承認され,生存期間の延長が期待されている.【目的】当科における切除不能進行胃癌に対する全身化学療法の治療成績を検討し...

第55回日本消化器病学会大会胃・十二指腸(胃癌1)

HER2陽性胃癌細胞に対するトラスツズマブ・レオウイルス併用療法の基礎的検討
濱野 真吾(名古屋市立大大学院・消化器・代謝内科学)
【背景・目的】HER2陽性胃癌に対してはHER2の分子標的薬トラスツズマブと抗癌剤の併用療法が第一選択となっているが,十分な治療効果が得られていないのが現状である.近年,新たな抗腫瘍療法としてコクサッキーウイルスやレオウイルスなどの腫瘍溶解ウイルスが期待されている.欧米では頭頚部癌に対するレオウイルスの第三相臨床試験が進行中である.今回我々はHER2陽性胃癌細胞におけるトラスツズマブと腫瘍溶解性レ...

第55回日本消化器病学会大会胃・十二指腸(胃癌1)

当院における残胃癌ESD症例の検討
戸祭 直也(京都第一赤十字病院・消化器内科)
【背景】当院で胃ESDが導入されてから,早や10年が経過し,その戦略,合併症のマネジメントはほぼ確立されたと考えられる.一方,術後の残胃に発生する早期癌に対するESD症例の数は決して多くない.残胃でのESDは,術後再建法による条件の多様性があり,時に予想外な困難を生じることもあり,熟練が必要である.当院では2002年6月から2012年12月までに,1194病変に対し,ESDを施行した.同時期の全病...

第55回日本消化器病学会大会胃・十二指腸(胃癌1)

胃原発神経内分泌細胞癌8例の臨床病理学的検討
並川 努(高知大・1外科)
【目的】胃原発の神経内分泌細胞癌は稀であり,組織発生に関しても不明な点が多く,早期より遠隔転移やリンパ節転移を来しやすく予後不良とされている.当院で治療を行った胃原発神経内分泌細胞癌について臨床病理学的に検討した.【対象と方法】2000年から2012年までの間に当院で治療を行った胃原発神経内分泌細胞癌8例について臨床病理学的事項,予後について後方視的に検討した.【結果】年齢中央値は73歳 (52 ...

第55回日本消化器病学会大会胃・十二指腸(胃癌1)