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検索結果は5件です。

当院における時間外緊急上部内視鏡検査の現状
石川 一郎(東京女子医大・消化器病センター)
【目的】時間外の緊急内視鏡検査は前処置不良による観察困難な状態など患者側の問題のみならず、コメディカルや、検査医の時間的、身体的負担など医療側の問題も伴う検査とも言える。検査を行うも問題となる病変が認められず、翌日再検となる場面もしばしば遭遇するため検査適応をめぐっては議論となる場合もある。今回当院における時間外緊急上部内視鏡検査の問題点を明らかにするために臨床的検討を行った。【方法】2009年9...

第53回日本消化器病学会大会胃-その他2

経皮内視鏡的胃痩造設術(PEG)後の経腸栄養症例における栄養状態の検討
宮下 真奈備(国立岩国医療センター・内科)
【緒言】嚥下障害のある患者に対し全身の栄養状態を改善させるために、PEGが近年さかんに行われている。しかしPEG施行後に経腸栄養開始し、栄養状態の変化を検討した報告は少ない。そこで我々はPEG後経腸栄養を受けている患者における栄養状態変化を、血液検査で評価した。【方法】対象は、当科にPEG目的に入院した12例(男性2例女性10例、年齢83.1±6.7歳)である。血液検査は経腸栄養開始日(0)と開始...

第53回日本消化器病学会大会胃-その他2

内視鏡的胃瘻増設術(PEG)の偶発症の比較検討
樋口 徹(佐賀県立病院好生館・消化器内科)
【目的】胃瘻は嚥下困難で経口摂取が難しい患者の経腸栄養ルートとして広く知られている。近年、従来のPull法・Push法(従来法)に加え、Introducer法やDirect法など、口腔を経由することなく留置できる造設法(直接法)も開発され、治療法にも幅が広がっている。造設法の選択肢が増えたことで、偶発症の発生頻度にも変化が生じている。我々の施設および佐賀大学病院にて施行された過去のデータを基に、偶...

第53回日本消化器病学会大会胃-その他2

人間ドック受診者における肥満と内視鏡的胃炎・十二指腸炎に関する検討
木田 裕子(さぬき市民病院・内科)
【目的】生活習慣の変化に伴い、本邦において肥満、特に内臓型肥満が増加していると言われている。今回我々は肥満と内視鏡的胃炎、十二指腸炎の関連について人間ドック受診者の内臓脂肪面積、BMIとの関連について検討した。
【方法】2006年5月から2011年2月までに人間ドックを受診した症例のうち、過去に胃切除術を受けた例および悪性腫瘍が発見された例を除外し、内臓脂肪面積(VFA)測定および上部消化管...

第53回日本消化器病学会大会胃-その他2

糖尿病に対するメタボリックサージェリーの現状
山本 寛(滋賀医大・消化器・乳腺・一般外科)
【背景・目的】病的肥満症に対して、2010年には世界中で40万件を超える減量手術が行われた。減量手術は、病的肥満に伴うメタボリック症候群の劇的かつ持続的な改善効果を発揮することから、メタボリックサージェリーという概念が提唱されている。なかでも糖尿病の改善効果は著しく、これまでremissionという概念がなかった糖尿病にその概念を確立させた。現在、アジアを含む世界各国で、病的肥満症ではない糖尿病患...

第53回日本消化器病学会大会胃-その他2