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検索結果は5件です。

好酸球性食道炎およびPPI反応性食道好酸球浸潤の頻度に関する多施設共同研究
藤原 靖弘(大阪市立大・消化器内科)
好酸球性食道炎(EoE)は嚥下困難や食物のつまり感を主症状とし生検にて15/HPF以上の食道上皮内好酸球浸潤を認める疾患とされている。海外では多くの報告があるが、本邦を含めたアジアでの報告は少ない。AGAガイドラインによればEoEはGERDを除外する必要がある。しかしながら、治療としてPPIを挙げる報告もあり議論が多い。2011年のJACIガイドラインによればPPIにて改善するものをPPI反応性食...

第54回日本消化器病学会大会食道・咽頭(良性疾患)3

好酸球性食道炎および好酸球性胃腸炎患者における血中サイトカインの上昇と病態との関連
石村 典久(島根大・2内科)
【目的】好酸球性食道炎(EoE)の発症にTh2系の免疫応答が関連していることが報告されているが、好酸球性胃腸炎(EGE)の病態の解明はまだなされていない。今回、本邦におけるEoEおよびEGEの病態にTh2サイトカインが関連しているか否かを明らかにする目的で以下の検討を行った。
【方法】厚生労働科学研究費補助金難治性疾患克服研究事業としてEoEおよびEGEの全国疫学調査を行ったが、この際登録さ...

第54回日本消化器病学会大会食道・咽頭(良性疾患)3

ラベプラゾール(RPZ)10mgで治療中にも関わらず胸やけがある患者に対するエソメプラゾール(EPZ)20mgの有効性
伊達 昌孝(アストラゼネカ(株)・研究開発本部)
【目的】本試験の目的はRPZ10mgで治療中にも関わらず 胸やけがある患者に対するEPZ20mgの有効性を検討することである。【方法】本試験はオープンラベルの第4相試験として、2011年8月から2012年1月の間に実施した(Clinicaltrials.gov number:NCT01397084)。対象は20歳以上で過去に逆流性食道炎と診断され、RPZ10mgで4週間以上治療中にも関わらず、登録...

第54回日本消化器病学会大会食道・咽頭(良性疾患)3

「食道アカラシア」および「びまん性食道痙攣症」に対し,POEMを行った2例
塩飽 洋生(福岡大・消化器外科)
【はじめに】2008年に井上らが経口内視鏡的筋層切開術(Per-Oral Endoscopic Myotomy:POEM)を報告して以降, 国内外の先進施設で食道アカラシアに対しPOEMが積極的に行われるようになってきた. 今回「食道アカラシア」と「びまん性食道痙攣症(Diffuse esophageal spasm:DES)に対し, POEMを行ったので報告する.【症例1】44歳 男性. 34歳...

第54回日本消化器病学会大会食道・咽頭(良性疾患)3

当院における原発性胆汁性肝硬変合併食道静脈瘤に対する内視鏡的治療成績の検討
寄木 浩行(京都府立医大大学院・消化器内科学)
<背景>かつて肝硬変患者の死因の大部分を占めていた食道静脈瘤であるが、内視鏡的治療の進歩により良好なコントロールが得られるようになってきた。特にウイスル性肝炎については抗ウイスル療法の進歩により根本治療も可能となっている。一方、原発性胆汁性肝硬変(以下PBC)については肝移植以外に未だ根治療法がないのが現状である。今回我々は、当院における食道静脈瘤の内視鏡的治療の成績を集積し、PBC症例とその他の...

第54回日本消化器病学会大会食道・咽頭(良性疾患)3