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重複癌(食道癌・胃癌)症例において、進行食道癌に対してS-1/CDDP/放射線治療を施行しCRを得て、早期胃癌に対して内視鏡下胃粘膜下層薄利術を施行し、治癒切除を得た一例
日比野 祐介(国立名古屋医療センター・消化器科)
【目的】今回われわれは進行食道癌、早期胃癌の重複癌症例において、進行食道癌に対してS-1/CDDP/放射線治療を施行し、その後早期胃癌に対して内視鏡下胃粘膜下層剥離術(ESD)を施行し、治療し得た1例を経験したので報告する。【方法】症例は54歳男性。平成22年夏頃より嚥下時のつかえ感を自覚し、近医を受診。内視鏡検査にて進行食道癌、早期胃癌を指摘され、治療目的に当院に受診となった。食道癌は下部食道に...

第53回日本消化器病学会大会食道・咽頭-症例報告1

放射線化学療法でCRとなった進行頸部食道癌の2例
宮本 敬大(大阪医大・2内科)
【症例1】65歳、男性。【現病歴】2008年1月頃より嚥下困難感を自覚し、3月に近医を受診した。精査の上部消化管内視鏡検査および頸部~腹部CT検査で食道癌(CeUt,T4(気管),N1,M0:stageIVa)と診断され。4月に当院に紹介となった。5月より放射線化学療法〔FP(5FU+シスプラチン(CDDP))+RT(radiation therapy): total 60Gy〕を施行した。同年8...

第53回日本消化器病学会大会食道・咽頭-症例報告1

食道類基底細胞癌5切除例の検討
森谷 宏光(国立相模原病院・外科)
(はじめに)本邦の食道癌の多くは、扁平上皮癌(SCC)である。一方、食道類基底細胞癌(BSC)の頻度は切除例の0.9%と稀である。今回我々は当科で切除を行った、BSC症例について検討した。(対象・方法)1986~2011年2月までに当科食道悪性腫瘍手術467例のうち、BSCと診断された5例(1.1%)を対象とし、臨床病理学的事項、治療、予後の検討を行った。(結果)男性:女性 3:2、年齢(中央値)...

第53回日本消化器病学会大会食道・咽頭-症例報告1

FP療法中に急激にSIADHを発症した食道癌の1例
野澤 聡志(聖隷横浜病院・外科)
食道癌術後再発に対して化学療法中にSIADHを発症した症例を経験した。症例は77才女性。胸部食道癌に対し右開胸開腹胸部食道亜全摘・胃管による後縦隔再建術(2領域郭清)を施行し、扁平上皮癌pT3 pN1 M0 Stage IIIであった。上縦隔リンパ節に再発したため術後9ヶ月に軽度腎機能低下(Ccr41ml/min)を考慮してCDDP 50mg/m2 x1, 5FU 700mg...

第53回日本消化器病学会大会食道・咽頭-症例報告1

食道癌術後頸部リンパ節再発に対しCDGPを用いたCRTと追加化学療法でCR継続の2例
牧野 浩司(日本医大・外科, 日本医大多摩永山病院・外科)
【はじめに】食道癌術後リンパ節再発を来たした症例に対するCRTまたは化学療法は、縮小はしてもCRには至らず、再発の無い症例と比較して予後が悪い。切除可能であれば外科的切除、不能であればCRTまたは化学療法を施行する。【目的】 食道癌術後の頸部リンパ節再発に対してCDGPを用いたCRTと追加化学療法でCR継続の2例を経験したので報告する。【方法】5-Fu 500 mg/m2 (...

第53回日本消化器病学会大会食道・咽頭-症例報告1