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検索結果は5件です。

高度進行肝細胞癌に対する放射線併用動注化学療法の有用性
田中 宏典(徳島大・消化器内科)
【目的】門脈腫瘍栓を有する肝細胞癌に対する動注化学療法の有効性は過去に報告されているが,その効果は必ずしも十分ではない.一方,近年放射線治療技術が進歩し,肝細胞癌に対する放射線療法の有効性が高まりつつある.また,他癌種においては,抗癌剤と放射線の併用により高い抗腫瘍効果が得られることが報告されている.そこで本研究では,肝細胞癌門脈浸潤(Vp3/Vp4)症例を対象に行った放射線併用動注化学療法の有効...

第55回日本消化器病学会大会原発性肝癌-その他1

進行肝細胞癌に対する肝動注化学療法の治療成績と予後因子について
宮木 大輔(広島大病院・消化器・代謝内科)
【背景・目的】脈管侵襲陽性あるいはTACE不応の進行肝癌に対するリザーバー肝動注化学療法(HAIC)において治療成績と予後因子について検討しHAICの適応と限界について考察した.【対象・方法】対象は2012年9月までにHAICを行った314例のうちChild Pugh(CP) score7点以下かつ経過中のソラフェニブ治療歴のない226例.肝外転移有り171例,無し55例.年齢中央値67歳,男性/...

第55回日本消化器病学会大会原発性肝癌-その他1

肝細胞癌の肝動脈化学塞栓療法(TACE)治療効果に影響を与える因子の検討
片山 和宏(大阪府立成人病センター・肝胆膵内科)
【目的】肝細胞癌の主な治療法である肝動脈化学塞栓療法(TACE)において,肝細胞癌の画像上の形態が治療後再発に及ぼす影響を明らかにする.【方法】2011年1月より2012年6月までの間に,当科において,切除不能肝細胞癌に対しTACEを施行した30症例を無作為に抽出し,治療前の画像形態(パターン A,輪郭整単結節型,パターン B,輪郭不整単結節型, パターンC,多結節癒合型)を含む複数の因子(年齢,...

第55回日本消化器病学会大会原発性肝癌-その他1

肝細胞癌に対するミリプラチン投与の有効性と安全性の検討
石田 仁也(国立西埼玉中央病院・消化器内科)
【目的】ミリプラチンは2010年1月より保険適応となった肝細胞癌に対する新規抗癌剤であり,脂溶性で高い腫瘍滞留性と徐放性を有し,近年その治療成績に関して複数の報告がなされている.当院では2010年11月より,肝細胞癌に対してミリプラチンによる肝動注化学療法(TAI)を積極的に行っており,今回その有効性と安全性について検討を行った.【方法】2010年11月から2012年12月までに当院でミリプラチン...

第55回日本消化器病学会大会原発性肝癌-その他1

進行肝細胞癌に対する肝動注療法の治療成績~アイエーコールとミリプラチンの比較検討~
林 秀樹(岐阜市民病院・消化器内科)
【目的】進行肝細胞癌に対する治療のひとつとして肝動注療法が広く行われているが,使用される抗癌剤の種類による治療効果の違いについては明確にされていない.今回,我々はアイエーコールとミリプラチンを用いた肝動注療法の治療成績について両者を比較検討した.【対象】2005年1月から2012年12月までにアイエーコール(I)あるいはミリプラチン(M)による肝動注療法を施行した進行肝細胞癌181例.そのうち背景...

第55回日本消化器病学会大会原発性肝癌-その他1