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検索結果は5件です。

肝動脈塞栓術とソラフェニブの併用療法の有効性
大木 隆正(三井記念病院・消化器内科)
【目的】進行肝細胞癌(HCC)患者における肝動脈化学塞栓療法(TACE)とソラフェニブ併用療法の安全性および有効性について検討する.【方法】2009年6月~2012年6月の間にTACEを施行されたHCC患者78例を対象とした.ソラフェニブ併用群(S-TACE)は15例,TACE単独治療群(TACE-alone)は63例であった.ソラフェニブはTACE終了後,全例2週間以内に開始された.両群の無増悪...

第55回日本消化器病学会大会原発性肝癌-分子標的治療4

ソラフェニブ中止例における後治療の効果についての検討
川添 聖治(佐賀県立病院好生館・肝胆膵内科)
【はじめに】肝細胞癌に対するソラフェニブ治療中止後のセカンドラインについてはエビデンスのある治療法は現時点では存在しない.しかし後治療が可能な症例については,その予後延長効果が報告されている.当科におけるソラフェニブ投与例について後治療の効果を検討した.【対象】当院において2008年7月より2012年4月までにソラフェニブを投与した50例.平均年齢73.7歳,男性41例,女性9例,stage II...

第55回日本消化器病学会大会原発性肝癌-分子標的治療4

進行肝細胞癌に対するSorafenib, PEG-IFN併用療法の検討
糸川 典夫(日本医大千葉北総病院・消化器内科)
【背景】進行肝細胞癌に対するSorafenibの成績が報告されているが, より良好な治療効果のため様々な工夫が施行されている. C型慢性肝炎においてIFN投与による肝細胞癌の発症抑制効果や,腎細胞癌でのSorafenib, IFN併用療法の相乗効果の報告がある. 我々は肝細胞癌に対するPEG-IFN併用Sorafenib療法の有用性と安全性について検討した.【対象,方法】PEG-IFN, Sora...

第55回日本消化器病学会大会原発性肝癌-分子標的治療4

進行肝癌治療選択の標準化は可能か:ソラフェニブ適正使用指針後の検討から
守屋 圭(奈良県立医大・消化器・内分泌代謝内科)
【目的】ソラフェニブ(SORA)が進行肝細胞癌(aHCC) に対して大規模臨床試験で生存期間(OS) の有意な延長を示した一方で,わが国では肝動注化学療法(HAIC)が広く施行されてきたが,有意なOS延長を示した報告は殆どなく,今後HAICとSORAの治療選択標準化が望まれる.そこで近年の当科におけるHAIC/SORAの治療選択と成績を分析し,aHCCの集学的治療のあり方を検討した.【方法】SOR...

第55回日本消化器病学会大会原発性肝癌-分子標的治療4

進行肝細胞癌に対するソラフェニブと肝動注化学療法の位置付け
福林 光太郎(熊本大大学院・消化器内科学)
【目的】進行肝細胞癌(HCC)に対してはソラフェニブ(SFN)による治療が標準となっているが,本邦で広く行われている肝動注化学療法(HAIC)はいまだその推奨度は低い.そこで当科での進行肝細胞癌に対するSFN治療とHAICの治療成績から,進行肝細胞癌に対する両治療の位置づけについて検討した.【方法】4週以上治療継続可能であったSFN治療71例とHAIC125例を対象とした.治療効果は1ヵ月以降のM...

第55回日本消化器病学会大会原発性肝癌-分子標的治療4