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検索結果は5件です。

当院における肝細胞癌に対するラジオ波焼灼療法の治療成績-肝動脈化学塞栓療法の併用の有無による局所再発,合併症についての検討-
佐治 雪子(市立伊丹病院・消化器内科)
【目的】肝細胞癌に対するラジオ波焼灼療法(RFA)と肝動脈化学塞栓療法(TACE)の併用はRFA単独治療に比べ治療効果が高いと考えられ一般に広く行われているが,その有用性に関して明確な見解は得られていない.当院でのRFA治療症例でのTACEの併用の有無での局所再発,合併症につき検討を行った.【方法】2009年4月から2012年12月までに当院で局所制御のためRFAを施行し,3か月以上経過観察できた...

第55回日本消化器病学会大会原発性肝癌-局所治療1

肝癌要因・焼灼範囲をもとにした肝癌局所療法の検討
武田 忠(公立置賜総合病院・内科)
【目的】よりよいRFA適応を考えるため,当院でのRFA成績を検討する.【方法】当院でRFAを施行した肝癌で,CTまたはMRIを含めた検査で残存なしと判定され,焼灼後1年以上経過観察できた352結節を対象.画像的に単純結節型と非単純結節型に分類.治療効果は以下の3群に分類.A群:全体が5mm以上のsafety margin確保,B群:全体にmarginがあるが5mm未満の部分を認める,C群:一部でも...

第55回日本消化器病学会大会原発性肝癌-局所治療1

3cm3個超多血性肝細胞癌におけるラジオ波焼灼療法の治療成績
狩山 和也(岡山市立市民病院・肝疾患センター)
【緒言】2001年に肝細胞癌(HCC)に対するラジオ波焼灼療法(RFA)を当院に導入し約12年が経過した.基本的に根治目的にはミラノ基準内,それ以外は姑息的治療として可能な限り適応を絞らずに施行してきた.今回,その中で通常はRFAの適応とならない3cm3個超の多血性肝細胞癌における治療成績について検討を行った.【方法】対象は2001年~2012年に当院にてRFAを導入した3cm3個超多血性HCC1...

第55回日本消化器病学会大会原発性肝癌-局所治療1

当科における初発肝細胞癌に対するラジオ波焼灼術後の長期予後の検討
小川 浩司(市立函館病院・消化器病センター消化器内科)
【背景】肝細胞癌に対するラジオ波焼灼術(RFA)は有効な局所治療法であり広く普及しているが,当科におけるRFA後の再発率,予後について検討した.【対象と方法】対象は2000年7月より2012年12月まで当科で加療した初発肝細胞癌462例のうち初回治療としてRFAを施行された113例とした.患者背景は年齢中央値66 (41-86)歳で男性/女性 74/39,HBV/HCV/NBNC 19/67/27...

第55回日本消化器病学会大会原発性肝癌-局所治療1

3D画像解析システムSYNAPSE VINCENTを用いたRFA治療効果判定の有用性
松田 秀哉(武蔵野赤十字病院・消化器科)
【目的】肝癌に対するRFA治療で良好な局所制御を得るためには,腫瘍の周囲に充分な焼灼マージンを確保することが必要である.一般的には治療前後のCTやMRI画像を並べて比較することによりマージンの評価を行うが,我々は3D画像解析システムSYNAPSE VINCENTにより得られる腫瘍と焼灼範囲の3D画像を焼灼マージンの判定に応用し,その方法の有用性について検討した.【方法】2011年11月から2012...

第55回日本消化器病学会大会原発性肝癌-局所治療1