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検索結果は5件です。

核酸アナログ製剤を投与したB型慢性肝疾患の長期経過
中尾 春壽(愛知医大・消化器内科)
【目的】現在,B型慢性肝疾患の基本的治療薬として3種の核酸アナログ製剤(NA)(ラミブジン(LAM),アデフォビル(ADV),エンテカビル(ETV))が使用されているが,薬剤耐性の出現や投与中止の困難さなどの問題点がある.我々は最近12年間に当院でNA治療を施行した患者の長期経過を検討した.【方法】2000年以降に当科でLAM,ADV,ETVを1年以上連続投与したB型慢性肝疾患患者201名(男性1...

第55回日本消化器病学会大会B型肝炎-治療3

当院におけるLAM10年とETV5年の長期成績と,各製剤の問題点の検討
亀崎 秀宏(千葉大附属病院・消化器内科)
【目的】B型肝炎に対する核酸アナログ製剤 (NAs) は強力なウイルス増殖抑制作用をもつが,その長期使用に伴い耐性ウイルス出現など様々な問題を引き起こすことが知られている.NAsの使用に関する治療効果および問題点について,viral breakthrough (VBT) やHBsAg消失の点から検討する.【方法】2000年4月から2011年9月までにNAsが初回投与された203例 [ラミブジン (...

第55回日本消化器病学会大会B型肝炎-治療3

B型慢性肝炎に対するPEG-IFN治療におけるsequential療法の検討
糸川 典夫(日本医大千葉北総病院・消化器内科)
【背景】B型慢性肝炎に対する治療戦略の一つとしてPEG-IFNが使用可能となった.一部の症例に対し核酸アナログ製剤使用例に対するIFN療法への切り替えとしてsequential療法が施行されてきた.しかし現在sequential療法の効果について不明な点も多い.【方法】B型慢性肝炎と診断され核酸アナログ製剤を内服中の患者のうちPEG-IFN治療への切り替えに同意した8例に対しsequential療...

第55回日本消化器病学会大会B型肝炎-治療3

通常型インターフェロンによるシークエンシャル療法を施行した症例の経過について
神田 達郎(千葉大大学院・消化器・腎臓内科学)
【目的】B型肝炎治療において, ペグインターフェロンを用いた核酸アナログ薬中止の試みが注目されている. インターフェロン併用によるシークエンシャル療法で核酸アナログ薬を積極的に中止することの有用性が報告されているが, 中止後に肝炎が再燃する症例もみられる. 我々は, 通常型インターフェロンによるシークエンシャル療法を施行した8例の経過について臨床的およびウイルス学的検討を行なった. 【対象と方法】...

第55回日本消化器病学会大会B型肝炎-治療3

Drug freeを目指したB型慢性肝炎sequential療法のHBs抗原推移に関する検討
澤田 康司(旭川医大・消化器・血液腫瘍制御内科)
【背景】B型慢性肝炎(HepB)治療ガイドラインの基本指針としてdrug freeやHBs抗原(HBsAg)の陰性化を目指すとされているが,HepBにおいては核酸アナログ製剤(NAs)の中止によって,肝炎が再燃する事は稀ではない.Matsumotoらは,HBV-DNA<3.0 log copies/ml,HBe抗原(HBeAg)陰性症例においてHBコア関連抗原,HBsAgを用いてNAs中止後の肝炎...

第55回日本消化器病学会大会B型肝炎-治療3