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検索結果は5件です。

大腸ESDを困難にさせる因子の検討
佐々木 文郷(鹿児島大学消化器疾患生活習慣病学)
【背景と目的】大腸ESDは,食道胃に比して難度の高い手技であり技術的な精度管理が必要である.今回,我々は大腸ESD困難例の術前予測因子を明らかにするために,当科における大腸ESD施行例をretrospectiveに検討した.【対象と方法】2009年1月から2012年7月までに当科で大腸ESDを施行した94症例・96病変からカルチノイドを除く85症例・87病変を対象とし,腫瘍因子(局在,肉眼型,腫瘍...

第99回日本消化器病学会総会大腸内視鏡治療1

大腸腫瘍に対するESDにおける長時間に関わる因子の検討
豊川 達也(福山医療センター消化器内科)
【目的】ESDの普及には目を見張るものがあり,それは大腸腫瘍性病変においても同様である.しかし,未だ長時間を要する手技であり,偶発症など問題点も山積されているのが現状である.今回我々は大腸ESDの治療時間に着目し,その長時間にかかわる危険因子,さらには長時間を要した症例の治療成績等について検討したので報告する.【方法】対象は,2003年7月から2012年8月までに当院でESDを施行した大腸腫瘍性病...

第99回日本消化器病学会総会大腸内視鏡治療1

当センターで施行後,経過観察しえた大腸ESD瘢痕病変の検討
坂本 輝彦(東京女子医科大学東医療センター検査科)
【目的】2012年4月より大腸ESDが保険収載され,多くの施設で施行されるようになっているが,その瘢痕についての検討報告はまだ少ない.今回,この5年間に当センターで施行された大腸ESD後の経過観察例をEMR例と比較し検討したので報告する.【方法】2006年12月から2011年9月まで当センターにて大腸ESDを施行し,その後大腸内視鏡(CS)観察が行われた54症例57病変,および,ほぼ同時期にEMR...

第99回日本消化器病学会総会大腸内視鏡治療1

当院における大腸ESDの現況(高周波はさみ鉗子の有用性と課題)
小池 潤(東海大学医学部消化器内科)
【背景】大腸ESDは高度な技術が要求され,先進医療として実施されてきたが,2012年4月に保険収載された.当院では2009年に開始したが,偶発症発生のため少数例にとどまっていた.しかし2011年に高周波はさみ鉗子を導入後症例数が増加している.【目的】当院での大腸ESDの成績から高周波はさみ鉗子の有用性と課題について検討する.【方法】2009年6月~2012年8月までに施行した大腸ESD症例を集積し...

第99回日本消化器病学会総会大腸内視鏡治療1

大腸ESDにおける高度先進医療導入期から保険収載後の当院での現状について
西脇 裕高(名古屋市立大学消化器・代謝内科学)
【目的】大腸ESDは2012年4月から保険認可されたが,一般的に治療手技の難易度が高く偶発症の発生頻度も多い.当院での大腸ESDの手技の安定に向けた取り組みと,治療成績について検討した.【方法】当院で大腸ESDを高度先進医療として導入した2011年1月から,保険収載後2012年9月までに行った大腸ESD34例のうち,高度先進医療導入後から保険収載前までに行われた14例を前期,保険収載後に行われた2...

第99回日本消化器病学会総会大腸内視鏡治療1