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検索結果は5件です。

非B非C肝癌における生活習慣との関連性
田中 佳祐(山梨大学医学部内科学第一講座)
【はじめに】近年NBNC HCC(HBs抗原陰性かつHCV抗体陰性肝細胞癌)が増加しているが発癌危険群の囲い込みが不十分で進行して発見される症例が多い.NBNC HCCの背景を肥満,糖尿病,飲酒歴などの生活習慣歴に加えFibroscanによる肝硬度測定,さらにControlled Attenuation Parameter(CAP)による肝脂肪沈着量測定を用いて検討した.【...

第99回日本消化器病学会総会肝癌1

当院における非B非C肝細胞癌の実態
阿座上 隆広(市立三次中央病院消化器内科)
【目的】近年の肝細胞癌(HCC)の患者の特徴として非B非C慢性肝疾患(NBNC)患者の増加が知られている.当院の最近5年間のHCC患者も33%をNBNCが占める.NBNC肝癌の臨床的特徴について検討した.【方法】当院で2007年から2011年の5年間にHCCを診断し治療を開始した患者96名についてNBNC(n=32)およびetiologyがB型・C型肝炎のもの(BC/n=64)の2群に分け,診断時...

第99回日本消化器病学会総会肝癌1

当院における高齢者の非B非C型肝細胞癌症例の臨床的検討
小野田 泰(東京慈恵会医科大学附属第三病院消化器肝臓内科)
【目的】高齢者のNBNC型HCCについて臨床的検討を行った.【対象および方法】2005年1月から2010年12月までに当院で初回治療時75歳以上の高齢者77例を対象とした.成因(頻度%)はHBs抗原陽性(B型)およびHCV抗体陽性(C型)50例(65%),HBs抗原・HCV抗体共に陰性のNBNC型は27例(35%)であった.NBNC型の中で,アルコール多飲のある8例(10%),AIH1例,PBC2...

第99回日本消化器病学会総会肝癌1

非肝疾患との比較検討による非B非C型肝癌ハイリスクグループ設定の試み
實藤 宏美(松江赤十字病院消化器内科)
【目的】昨今,HBs抗原陰性,HCV抗体陰性(非B非C型)の肝癌が増加しているが,ハイリスクグループの設定に苦慮している.これまでウイルス性慢性肝疾患との比較は報告されているが,非肝疾患との比較検討は少ない.今回我々は非肝疾患とその臨床背景を比較し,ハイリスクグループ設定を試みた.【方法】2004年から2011年の8年間に,当院にて入院加療を行った新規肝癌256症例(男性180例:女性76例,平均...

第99回日本消化器病学会総会肝癌1

肝細胞癌切除例の再発時におけるbody mass index,その変化に関する検討
岡村 行泰(静岡県立静岡がんセンター肝胆膵外科)
背景と目的:Body mass index(BMI)は,多種の癌腫でその予後との関連性が報告され,以前我々も,肝細胞癌(HCC)切除例においてBMI低値例が予後不良であることを報告している.HCC再発時のBMIと予後に関する報告はなく,今回その意義に関して検討を行った.対象と方法:HCCに対し根治的初回肝切除が行われた387例のうち,再発例は222例(57.4%)で,再発時BMIが得られた122例...

第99回日本消化器病学会総会肝癌1