セッション

検索結果は5件です。

当院における悪性胃・十二指腸閉塞に対する内視鏡的ステント留置術の成績
松原 三郎(東京警察病院消化器科)
【目的】悪性胃・十二指腸閉塞に対しては,従来バイパス手術が広く行われてきたが,2010年4月に保険収載されてから,低侵襲治療としての内視鏡的ステント留置術が広く行われるようになってきている.当院での胃・十二指腸ステントの成績を報告する.【方法】2010年8月から2013年9月までの間に,当院で内視鏡的ステント留置術を施行した悪性胃・十二指腸閉塞症例のうち,初回留置例23例における有効性および安全性...

第100回日本消化器病学会総会胃癌

胃癌化学療法(SP療法)における血清DAO活性の推移と消化管毒性との関連
東原 良恵(順天堂大学医学部付属順天堂医院消化器内科)
【目的】切除不能進行胃癌に対するSP(TS1+CDDP)療法は本邦において,標準治療であり,副作用に消化器毒性を認めることが多い.近年,DAO(ジアミンオキシダーゼ)活性は小腸の絨毛上皮で活性が高く,抗がん剤投与により低下することが知られている.そのため,血清DAO活性は抗がん剤による消化器毒性出現の予測マーカーとして期待されている.今回,我々は胃癌化学療法(SP療法)時の血清DAO活性を測定し,...

第100回日本消化器病学会総会胃癌

当院の切除不能胃癌におけるHER2過剰発現診断の後方視的検討
越後 紘治(大崎市民病院消化器内科)
【目的】HER2過剰発現を有する治癒切除不能胃癌においては化学療法にトラスツズマブを併用することによる抗腫瘍効果の上乗せが期待でき,標準療法と位置づけられている.一方,胃癌においては腫瘍内のHER2発現の不均一性が高いとの報告がある.治療選択に関わるHER2過剰発現診断の適正化を図る目的で当院の内視鏡生検と手術標本の検査結果を後方視的に検討した.【方法】当院で化学療法の治療選択目的にHER2過剰発...

第100回日本消化器病学会総会胃癌

当院におけるHER2陽性切除不能進行胃癌治療の現状
島本 福太郎(大阪医科大学附属病院化学療法センター)
【背景・目的】HER2過剰発現の切除不能進行再発胃癌に対するトラスツズマブ(以下Tmab)の使用が本邦で承認され3年近くが経過した.今回当院におけるHER2過剰発現患者の割合を調査し,当該症例のうちTmab併用例における治療経験及び有効性・安全性を検討した.【対象・方法】2006年6月から2013年7月の期間における当科でのHER2陽性症例(IHC法にて3+,もしくはIHC法2+かつFISH法にて...

第100回日本消化器病学会総会胃癌

内視鏡的切除標本による十二指腸球部上皮性腫瘍の免疫組織学的検討
永田 博之(自治医科大学消化器内科学)
【目的】十二指腸腫瘍は,従来,比較的稀であるとされてきたが,近年は詳細な内視鏡観察により症例数は増加傾向にある.十二指腸腫瘍には胃型形質と腸型形質とがあることが報告されている.今回,内視鏡的に切除可能であった比較的早期の十二指腸球部腫瘍における形質発現の特徴を明らかにすることを目的とした.【方法】2005年から2013年まで当院にて内視鏡的に切除された十二指腸球部腫瘍13症例(癌6例および腺腫7例...

第100回日本消化器病学会総会胃癌