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P-200 食道類基底細胞癌10切除例の臨床病理組織学的検討
 
(はじめに)本邦における食道癌は扁平上皮癌が多くその他の組織型はまれであり特に類基底細胞癌は1%以下と非常に頻度の低い組織型である.我々はこの類基底細胞癌の10切除例を経験したのでその治療成績につき検討した.(対象と方法)2005年1月から2010年12月までに切除標本の病理組織学的な検討で類基底細胞癌と診断された110例を対象としこれら症例の臨床病理組織学的因子および予後の検討を行った.(結果)...

第98回日本消化器病学会総会食道癌

P-201 胸部食道癌に対する根治的化学放射線療法後のサルベージ手術の術後再発の検討
佐藤弘(静岡県立静岡がんセンター食道外科)
【はじめに】胸部食道癌に対する根治的化学放射線療法(CRT)は食道温存を目指した治療方法であるがサルベージ手術を必要とする割合は約2割程度と高い.根治性を期待して施行するが再発症例も多く認める.【目的】胸部食道癌に対する根治的CRT後のサルベージ手術の術後再発を検討し新しい知見を得ること.1対象と方法】当院でサルベージ手衛を施行した19例を対象.UICC-TNM第6版の治療前臨床病期(StageI...

第98回日本消化器病学会総会食道癌

P-202 間質線維芽細胞が食道扁平上皮癌の臨床病理学的特徴に与える影響について
 
目的:高齢化に伴い食道癌罪数は増加しており過去20年で男性では2倍女性では1.3倍となっている.集学的治療の進歩にもかかわらず進行した食道扁平上皮癌の治療成績は未だ満足とは言い難い.一方癌の増殖・浸潤などの生物学的特性は必ずしも遺伝的因子によってのみ規定されるものではなく癌細胞のおかれた微小環境癌・間質細胞の相互作用により強い影響を受けることが近年明らかとなっている.今回われわれは癌間質.特に間質...

第98回日本消化器病学会総会食道癌

P-203 当院における食道癌化学放射線療法の現状と高齢者に対する安全性・有用性の検討
村中絵美里(富山県立中央病院内科(消化器))
【目的】高齢食道癌患者に対する化学放射線療法の適応効果安全性についての十分なコンセンサスは得られていない.今回当院における食:道癌患者に対する化学放射線療法(FP-RT療法)の詳細を解析し特に高齢患者(70歳以上)に対しての安全性と有用性について検討を行った.【方法12008年4月1日より2011年9月30日の期間当院においてFP-RT療法を施行した食道癌患者47例をレトロスペクティブに検討した有...

第98回日本消化器病学会総会食道癌

P-204 当科におけるstage IV B食道がん治療の検討
河越哲郎(日本医科大学消化器内科)
【目的】遠隔転移を有するstageIVB食道がんに対して一般的に化学療法単独治療が標準とされるがその生存期間延長効果は明らかでない.そこで今回我々はstagelVB食道がん.に対して化学療法を含む集学的治療を行いその治療成績を検討した.【方法】2008年1月から2011年4月に当科で治療を行った連続する18名の治療歴のないstagelVB食道がん症例を対象とし背景治療成績(生存期間有害事象症状軽減...

第98回日本消化器病学会総会食道癌