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検索結果は5件です。

最近10年間で大腸憩室症はどのように変化したか:当院の検討から
岡本 真(JR東京総合病院消化器内科)
【目的】わが国の大腸憩室症は増加しているといわれるが,具体的にどのように変化しているか,当院での大腸内視鏡症例を対象にして検討した.【方法】当院で演者が行なった内視鏡施行症例を対象とした.2000~02年を前期,2010~12年を後期とし,頻度や分布,出血や憩室炎の合併症などを比較検討した.【成績】(1)対象は,前期824例(男性587,女性237,平均60歳),後期856例(男性587,女性26...

第100回日本消化器病学会総会大腸 その他1

急性出血性直腸潰瘍におけるNSAIDs・抗血栓薬の関連
水野 滋章(日本大学消化器肝臓内科学)
【目的】急性出血性直腸潰瘍(AHRU)は,下部消化管出血を来たし,その原因/誘因として長期臥床,便秘や宿便,NSAIDs坐薬使用などが考えられている.高齢化により,NSAIDs/抗血栓薬使用が増加し,AHRUの増加も予想される.当院におけるAHRU症例をNSAIDs/抗血栓薬(抗凝固/抗血小板薬)使用の有無を中心に検討する.【方法】2006年-2013年6月の7年半でのAHRU52例について,NS...

第100回日本消化器病学会総会大腸 その他1

当院における腸管ベーチェット病に対する治療実態と抗TNFα製剤の効果
林 洸太郎(富山県立中央病院内科)
【目的】今回われわれは,当院における腸管ベーチェット病に対する治療実態を調査し,インフリキシマブおよび本年5月より保険適応となったアダリムマブの治療効果について,従来型治療と比較しつつ検討した.【対象と方法】現在までに当院にて治療した腸管ベーチェット病15例を対象とした.平均年齢47.2才(16-76才),男女比8対7,平均罹病期間10.5年(2-28年)であった.腸管病変は,回盲部が10例と最も...

第100回日本消化器病学会総会大腸 その他1

当院での腸管ベーチェット病/単純性潰瘍の治療成績
園田 光(大分大学医学部附属病院消化器内科)
はじめに:腸管ベーチェット病(Behcet’s disease:BD)/単純性潰瘍(Simple ulcer:SU)にもAdalimumab(ADA)が保険適応となり,治療の選択肢が増えつつある.しかし,BD/SUは非常に難治例が多い上に,患者数が少ない事もあり,どのように治療を選択するか不明な点が多い.このことを踏まえて我々が経験したBD/SU症例を検討する.方法:2006年4月1日~2013年...

第100回日本消化器病学会総会大腸 その他1

CD腸炎の診断と再発リスク因子の検討
檜沢 一興(九州中央病院消化器内科)
【目的】C. difficile(CD)腸炎の内視鏡所見と再発要因を明らかにする.【対象および方法】過去5年間に当科で大腸内視鏡を施行したCD腸炎30例を対象に診断と治療経過を検討した.平均8.6(1~46)カ月の観察期間に再発した再発群9例と非再発群21例を比較し再発のリスク因子を検討した.【結果】対象は男性13例女性17例で,診断時年齢は平均73(18~95)歳だった.29例97%に下痢,10...

第100回日本消化器病学会総会大腸 その他1