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当院における急性胆嚢炎の診断とTokyo Guidelines 2013
安達 運(帝京大学医学部内科学講座)
【目的】2013年に急性胆嚢炎の診断基準・重症度が改訂された(TG13).今回われわれは当院において入院加療した急性胆嚢炎の診断をTG13に即して検討した.【方法】2010年1月から2012年8月までの期間中に当科に入院し,急性胆嚢炎と診断された症例を対象とした.総胆管結石合併症例は対象から除いた.【成績】当該期間に入院歴のある急性胆嚢炎患者は65例であった.平均年齢は67±15歳,男女比は41:...

第100回日本消化器病学会総会急性胆嚢炎の治療

当院における胆石を伴わない急性壊死性胆嚢炎の検討
池本 珠莉(JA尾道総合病院消化器内科)
【目的】急性壊死性胆嚢炎の原因は胆石の胆嚢管への嵌頓が多く,無石性の報告は少ない.今般,当院における無石性の急性壊死性胆嚢炎例検討をしたので報告する.【対象】平成25年1月から6月に経験した急性胆嚢炎12例のうち胆嚢摘出術の結果,胆石を認めず病理組織学的に壊死性胆嚢炎と確定診断された3例を対象とした.全例男性であり,年齢は64歳,71歳,100歳であった.【結果】主訴は全例腹痛,Murphy徴候も...

第100回日本消化器病学会総会急性胆嚢炎の治療

壊疽性胆嚢炎における外科治療の可能性
飯田 辰美(JA岐阜厚生連西美濃厚生病院外科)
【はじめに】「急性胆管炎・胆嚢炎の診療ガイドライン」が示されて,炎症の高度な胆嚢炎症例でも積極的に早期の腹腔鏡下胆嚢摘出術(以下ラパコレ)が試みられている.今回最も炎症が進行した壊疽性胆嚢炎症例で行った術式とその患者背景について検討を行った.【対象】当科において手術を行い,病理学的に診断された壊疽性胆嚢炎症例10例を後視的に検討した.【結果】女性7例男性3例,45歳から90歳,平均77歳であった....

第100回日本消化器病学会総会急性胆嚢炎の治療

急性胆嚢炎に対するENGBD手技の成功に関わる因子の検討
川口 章吾(青森市民病院消化器内科)
【背景と目的】急性胆嚢炎に対する内視鏡的経鼻胆嚢ドレナージ術(以下ENGBD)は有用な手技であるが,経皮的ドレナージに比べ手技が煩雑であり成功率が劣ることが問題である.手技の成功に関わる因子について検討することを目的とした.【対象と方法】2011年4月から2013年9月までの期間に当科で急性胆嚢炎と診断されENGBDを試みた37例を対象とした.37例を成功群,不成功群に分け,それぞれの群の平均年齢...

第100回日本消化器病学会総会急性胆嚢炎の治療

内視鏡的経鼻胆嚢ドレナージの検討
丸田 明範(岐阜県総合医療センター消化器科)
【目的】岐阜県総合医療センター及び関連施設で施行したENGBDの治療・診断成績についてretrospectiveに検討する.【対象】2006年6月から2013年8月にENGBDを試みた161例.男性98例,女性63例,平均年齢70歳(37-93).施行目的は急性胆嚢炎に対するドレナージ114例,胆汁細胞診(胆嚢癌疑い)32例,肝腫瘍に対するRFA時の胆嚢冷却15例.【結果】手技全体の成功率は72%...

第100回日本消化器病学会総会急性胆嚢炎の治療