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検索結果は5件です。

高齢者総胆管結石治療の現状について
和唐 正樹(香川県立中央病院消化器内科)
【目的】近年,社会の高齢化に伴い,高齢者の総胆管結石症例は増加している.そのため,高齢者に対して内視鏡的治療を行う機会が増加している.今回,当院における高齢者総胆管結石治療の現状について検討した.【対象・方法】2002年1月から2012年12月の間,当院にて内視鏡的治療を行った総胆管結石症例は716例.治療はESTでの切石を基本とするも,状況に応じてPSでも対応している.716例を非高齢者群(65...

第100回日本消化器病学会総会総胆管結石治療2

高齢者における総胆管結石の内視鏡的結石除去術の治療上の注意点
山本 智支(藤田保健衛生大学坂文種報徳會病院)
目的:高齢者における総胆管結石の内視鏡的乳頭括約筋切開術(以下EST)による治療成績と偶発症について65歳未満の非高齢者と比較し,治療上の注意点を明らかにする.対象:平成2年~25年までに当院で総胆管結石に対してESTを行った406例で,そのうち非高齢者は125例,高齢者281例(前期高齢者104例,後期高齢者118例,超高齢者59例)であった.なお65歳以上の高齢者のうち65~74歳を前期高齢者...

第100回日本消化器病学会総会総胆管結石治療2

超高齢者においても胆管結石は安全に切石し得る
藤澤 聡郎(NTT東日本関東病院消化器内科)
【目的】当院ではこれまで高齢者に対し,患者の状態を十分に配慮しながらも,積極的に切石術を行ってきた.今回,当院での切石治療の成績,偶発症などを解析し,高齢者に対する切石治療の可否とその問題点を検討する.【方法】2008年1月から2012年12月の5年間に施行された初回の内視鏡的胆管結石除去術313例(男性189例,女性124例)を対象とし解析した.対象を1.超高齢者(45例),2.後期高齢者(10...

第100回日本消化器病学会総会総胆管結石治療2

超高齢者の内視鏡的総胆管結石治療―切石かチューブステントか
三浦 雄輝(横浜南共済病院消化器内科)
【目的】総胆管結石の治療は内視鏡的切石が標準だが,超高齢者に対しては最小限の侵襲という意味でチューブステント留置のみとする選択肢もありうる.当院における超高齢者例と若年者例で両者の治療成績を比較し,経済的負担についても検討したので報告する.【方法】当院で結石治療を受け,1年以上経過観察した85歳以上の超高齢者66例と64歳以下の若年者82例を対象とし,患者背景,結石・胆管因子,治療方針・成績,初回...

第100回日本消化器病学会総会総胆管結石治療2

当科における高齢者総胆管結石による急性胆管炎に対する初期治療の検討
川崎 慎太郎(慶應義塾大学消化器内科)
【目的】ガイドラインでは急性胆管炎初期治療における内視鏡的胆管ドレナージが推奨度Aとされている.高齢者において標準的なドレナージ方法は定まっておらず,その安全性,適応などについては各施設の判断に委ねられている.当科では初回内視鏡的ドレナージはENBD留置を基本としている.今回,後期高齢者以降における同治療の有効性,安全性を検討した.【方法】当科において2005年4月より2013年8月までで検討可能...

第100回日本消化器病学会総会総胆管結石治療2