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胃腺腫の経時的形態変化
津久井 雄也(山梨大学第1内科)
背景:2013年2月にHelicobacter pylori(Hp)の除菌療法が,慢性胃炎にも保険適応となり,その受療者の増加が伺われる.Hp除菌療法による胃腺腫の縮小・消褪の報告がある.胃腺腫は胃癌と鑑別を要する病変があり除菌前の把握や経過観察が重要と思われる.目的:胃腺腫の経時的な形態変化について検討した.対象と方法:2007年1月より2912年12月まで胃生検を行い,Tubul...

第100回日本消化器病学会総会胃腫瘍-臨床-4(内科)

消化管粘膜下腫瘍における19G.針を用いたEUS-FNAの組織診断能
馬淵 正敏(岐阜大学第1内科)
消化管粘膜下腫瘍(SMT)は,GIST,他臓器癌転移,悪性リンパ腫(ML)といった悪性疾患から,脂肪腫,迷入膵などの良性疾患まで様々な疾患を含む.EUS-FNAがSMTの病理診断に有用であることは十分に知られているが,通常使用される22G針では十分な検体量が採取できず,確定診断に至らないことがある.このため当施設においては組織診断に耐えうる十分量の検体を採取するため原則19G針を用いたEUS-FN...

第100回日本消化器病学会総会胃腫瘍-臨床-4(内科)

当院における胃腫瘍性病変に対するESDの治療成績と医療費原価の検討
堂腰 達矢(旭川医科大学消化器・血液腫瘍制御内科学分野)
【背景・目的】近年ESDは早期胃癌を含む胃腫瘍性病変に対する低侵襲性治療として普及しており,安全性や確実性についての様々な検討が重ねられ,その適応も拡大されつつある.また,適応病変が多くなるに従って,治療困難症例が増加する事も予想される.しかし現在その治療にかかる医療原価に対する検討はほとんど行われていない.そこで本研究では当院におけるESDの治療成績と医療費原価について検討した.【方法】2011...

第100回日本消化器病学会総会胃腫瘍-臨床-4(内科)

悪性胃十二指腸狭窄に対する十二指腸ステントの検討
松本 次弘(明石市立市民病院消化器内科)
近年,化学療法の進歩等により悪性胃十二指腸狭窄が増加している.2010年4月より悪性胃十二指腸狭窄に対する経内視鏡的十二指腸ステント留置術が保険収載され,様々な症例で使用されている.切除不能の悪性胃十二指腸狭窄に対し,当科で2012年6月から2013年9月までに経内視鏡的胃十二指腸ステント留置術を施行した8例(男5例,女3例,46~88歳)の成績を報告する.基礎疾患は胃癌4例,膵頭部癌2例,膵体部...

第100回日本消化器病学会総会胃腫瘍-臨床-4(内科)

胃カルチノイド腫瘍(Neuroendocrine tumor:NET)の治療方針―当院での8例も検討して―
柳原 志津妃(札幌厚生病院消化器科)
【目的】胃カルチノイド腫瘍(Neuroendocrine tumor:NET)は非常に稀な腫瘍である.腫瘍径が小さくても多発,転移を有する症例もあり,胃全摘術,最近では低侵襲な治療法も選択されているが,治療法の一定の見解は得られていない.当院で経験した8例の胃カルチノイド腫瘍の臨床病理的所見を検討し,今後の治療方針について考察した.【方法】2006年から2013年までの間に当院で診断,治療した胃カ...

第100回日本消化器病学会総会胃腫瘍-臨床-4(内科)