セッション

検索結果は5件です。

強皮症患者における逆流性食道炎・GERD症状の検討
松田 梨恵(東京大学消化器内科)
【目的・方法】GERDと強皮症の関連は良く知られているが,両者の関連の詳細な解析は乏しい.そこで2011~2013年に同意を得た強皮症患者66人(女性61人,56.6±14.6歳)を対象に,内視鏡的食道炎・GERD症状(FSSG値)についてステロイド内服の有無に着目して解析した.【結果】ステロイド内服者21人(女性20人,53.5±14.7歳)の食道炎所見はLA-N:15人/A:2人/B:3人/C...

第100回日本消化器病学会総会GERD1

食道電気刺激法を用いた食道知覚の部位別評価
櫻井 淳(兵庫医科大学内科学上部消化管科)
【目的】最近,機能性消化器疾患(FGID)への注目とともに内臓知覚過敏,内臓知覚低下の検査法が行われるようになってきた.内臓知覚の研究には,食道が適していると考えられ,食道電気刺激による食道知覚の検査法も既に行われている.また,食道の知覚に関しては部位による違いがあるとの報告もある.そこで,今回我々は,食道電気刺激法を用いて食道の部位による知覚の違いについて検討を行った.【対象と方法】消化器症状を...

第100回日本消化器病学会総会GERD1

バレット食道癌における酸・アルカリ逆流の意義
大前 雅実(がん研有明病院消化器内科)
【背景と目的】バレット食道癌はEGJの右壁に多い.酸・アルカリ逆流方向の部位と癌の部位の相関を検討しバレット食道患者のEGDに際し逆流の多い方向に注意する必要があるか否かを検討する.【対象と方法】対象はバレット食道癌19例(SSBE背景のバレット癌13例,LSBE背景のバレット癌3例)である.方法は,カテーテル先端に8方向のpHセンサーが付いたカテーテル(Shimane Univ.and Star...

第100回日本消化器病学会総会GERD1

24時間食道pH-多チャンネルインピーダンスモニタリングを用いたPPI抵抗性NERD患者の病態に関する検討
中川 健一郎(東北大学消化器病態学)
【目的】日本人のPPI抵抗性NERD患者における症状と関わる液体および気体逆流の因子を明らかにすること.【方法】典型的GERD症状を有し,PPI倍量(rabeprazole 10mg 1日2回)投与でも症状の改善しないNERD患者21例(男:女=8:13,平均61.0歳)を対象とし,PPI倍量投与下に24時間食道pH-多チャンネルインピーダンスモニタリングを行った.胃酸や胃酸以外の液体逆流,気体逆...

第100回日本消化器病学会総会GERD1

腹腔鏡補助下噴門側胃切除後の難治性GERDに対するMII-pH studyを用いた病態解析
櫻谷 美貴子(北里大学医学部外科)
目的:腹腔鏡補助下噴門側胃切除(LAPG)後にMII-pH studyを行い,術後難治性GERDの病態・治療について考察する.方法:早期胃癌に対してLAPG,食道残胃吻合,噴門形成術付加を行い,術後にMII-pHを行った17例を対象とした.8/17例(47%)はPPI freeでGER症状を認めず除外した.術後GER症状を認めた残る9例に対して標準量PPIを投与し,GER症状が治まった5例を易治群...

第100回日本消化器病学会総会GERD1