セッション

検索結果は5件です。

pH依存性5-ASA製剤治療中潰瘍性大腸炎に対するprobiotics併用の効果
佐上 晋太郎(広島大学病院内視鏡診療科)
【背景】pH依存性5-ASA製剤(以下Asacol)は回腸末端部以降で90%以上のメサラジンを放出するため,大腸病変に対し効率よく抗炎症作用を発現できるとされる.また,probioticsは潰瘍性大腸炎(UC)寛解維持の補助薬として一般的に広く使用されている.今回我々は,両者を併用したUCに対する治療成績を後ろ向きに検討したので報告する.【方法】対象は2013年9月までに当院でAsacol投与し1...

第100回日本消化器病学会総会UC(潰瘍性大腸炎)3

潰瘍性大腸炎患者に施行した白血球除去療法の有用性
渡辺 修(名古屋大学消化器内科学)
【目的】当院では中等症の潰瘍性大腸炎(UC)患者を中心に白血球除去療法(LCAP)を行い,その治療効果について検討した.【方法】2010~2013年まで22例のUC患者に延べ30コースのLCAPを施行した.症例は男性12例 女性10例,平均年齢34.5歳,全大腸炎型16例 左側大腸炎型5例 直腸炎型1例であった.臨床的活動度はLichtigerのclinical activity index(CA...

第100回日本消化器病学会総会UC(潰瘍性大腸炎)3

当院で経験した潰瘍性大腸炎における5-ASA製剤の副作用
大内 佐智子(兵庫県立加古川医療センター消化器内科)
【目的】潰瘍性大腸炎(UC)の治療として5-ASA製剤は基本薬である.経口剤,局所製剤など剤型が増えてきており,十分量を使用することや経口薬と局所製剤を組み合わせることにより,軽症,中等症では十分な効果も期待できるようになった.一方,メサラジンアレルギー(不耐)の存在も指摘されている.今回我々が経験した5-ASA製剤の副作用について報告する.【方法】当院にて通院中のUC患者82例のうち,5-ASA...

第100回日本消化器病学会総会UC(潰瘍性大腸炎)3

当院における潰瘍性大腸炎患者の妊娠,出産に関する臨床的検討
大西 敦之(高野病院)
【目的】潰瘍性大腸炎患者における妊娠・出産への影響については海外からの報告は,多数存在するが,本邦からの報告はまだ少ない.今回当院における潰瘍性大腸炎患者の妊娠,出産に関する検討を報告する.【方法と対象】当院へ通院中の潰瘍性大腸炎の女性患者119人に対して2012年9月から2013年5月まで調査を行なった.このうち妊娠経験者は85人であり,妊娠時に潰瘍性大腸炎と診断されていた者は15人(総妊娠回数...

第100回日本消化器病学会総会UC(潰瘍性大腸炎)3

高齢発症潰瘍性大腸炎の臨床的特徴と問題点
沼田 政嗣(鹿児島大学病院光学医療診療部)
【背景・目的】我が国では高齢化が進んでおり,高齢者に対する診療では特別な配慮を必要とする機会が増加している.潰瘍性大腸炎(以下UC)の多くは若年者に発症するが,近年,高齢発症UCが増加している.今回我々は,高齢発症UCの臨床的特徴について検討した.【方法】2013年8月当科および関連施設を受診したUC患者342例(男性166名,女性176名,平均発症年齢36.4±11.8歳)を対象として,1)発症...

第100回日本消化器病学会総会UC(潰瘍性大腸炎)3