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検索結果は6件です。
- 末梢血液細胞の遺伝子発現解析による消化器癌診断法の開発
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酒井 佳夫(金沢大附属病院・消化器内科)
【目的】比較的非侵襲的に採取できる末梢血液を用いた検査法は、検診ツールとしての汎用性が期待される。DNAマイクロアレイによる遺伝子発現解析によって、全遺伝子の同時解析、発現パターンの特徴の詳細な解析が可能となった。今回、大腸癌、胃癌、膵癌の消化器癌患者の末梢血液細胞遺伝子発現について、その特徴を解析し、さらに癌診断法開発の可能性を検討した。【方法】大腸癌13例(年齢:67.9±6.0才、男性/女性...
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その他3
- 消化器癌発症リスクに関与する遺伝子多型の検討
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園山 隆之(岡山大大学院・消化器・肝臓内科学)
【目的】我が国での癌死亡は年間34万人以上で,その内消化器癌は癌死亡の第2位から第5位までを占めている.また癌の生涯累積罹患リスクは男性54%,女性で41%とされ,約2人に1人が一生涯に何らかの癌に罹患することになる.高齢化が進む中,生涯にわたり複数の癌に罹患する者も少なくない.今回我々は発癌に関与すると考えられる複数の遺伝子の一塩基多型(以下SNP)を調べ,消化器癌を含む重複癌とのリスクを検討し...
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その他3
- 緊急内視鏡的処置の必要性におけるGlasgow Blatchford Score (GBS)の有効性とmodified GBSの開発
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堀部 昌靖(都立多摩総合医療センター・内科)
2009年LancetでGBSが上部消化管出血疑いの患者の入院適応の指標として有用であると報告された。日本では地方を中心として消化器内科医の数が限られており、夜間や休日の緊急内視鏡検査の必要性を判断することが重要である。そこで我々は緊急内視鏡治療の必要性を予測するためGBSが有効かどうかを検討した。当院で2年間に上部消化管出血疑いにて緊急内視鏡検査を施行された135例を対象とし、アウトカムを内視鏡...
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- FDG-PET診断におけるピットフォール:消化器癌と慢性炎症
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曽我 幸一(西陣病院・内科)
【目的】当院では1985年からPET装置を導入し、保険適応前から積極的に臨床応用してきた。2002年にはPETが保険適応になり、PETが悪性腫瘍の存在診断、病期診断、機能診断に有用なことは、よく知られたこととなった。FDGは糖取り込みの亢進した細胞によく集積するため、細胞代謝活動が活発な悪性腫瘍だけでなく、活動性炎症にも集積をする。このため悪性腫瘍におけるPET診断は、炎症が関与した様々な問題点が...
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- 当院における消化管間葉系腫瘍の経験
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島田 友香里(西神戸医療センター・消化器科)
【はじめに】消化管間葉系腫瘍(以下gastrointestinal stromal tumor;GIST)は消化管もしくは大網、腸間膜からも発生しうる。切除可能であれば外科的切除が治療の第一選択となり、切除が不能であればimatinibの内服やラジオ波焼灼療法、経皮的肝動脈塞栓術などの内科的治療が適応となる。【対象】2005年9月~2010年10月までの間に当院で何らかの治療が行われたGSIT症例...
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- 当院における消化器癌患者に合併したTrousseau症候群の臨床的特徴について
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中村 公子(慶應義塾大・消化器内科)
【目的】悪性腫瘍に伴って出現する血液凝固異常により様々な血栓・塞栓症を呈した病態をTrousseau症候群という。Trousseau症候群は組織型として腺癌に多いと報告されている。特に、消化器癌には腺癌が多く、治療経過中のTrousseau症候群の合併には注意する必要がある。そこで、今回私達は当院でTrousseau症候群を合併した消化器癌の症例に関し、その臨床的特徴に関する検討を行った。 ...
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