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検索結果は6件です。

Hydrocortisone前投与によるInfliximabのInfusion Reactionの軽減についての検討
猿田 雅之(東京慈恵会医大・消化器・肝臓内科)
【背景】Infliximab(IFX)はTNF-αに対するキメラ型モノクローナル抗体で、クローン病(CD)や潰瘍性大腸炎(UC)に対して極めて有効である。しかしIFXが異種抗体の蛋白製剤であるために、投与時にInfusion Reaction(IR)が時に発生し、その発現率は約5%と報告されている。IRは重篤な反応を示すことがあり、その発現を抑制することは非常に重要である。【目的】CDおよびUCの...

第53回日本消化器病学会大会クローン病-大腸3

クローン病におけるアダリムマブの有効性についての検討
大内 佐智子(製鉄記念広畑病院)
【目的】クローン病において、早期から粘膜治癒を維持することを目的とした、抗TNFα抗体のインフリキシマブの有効性が認識されている。同じ抗TNFα抗体であるアダリムマブの有効性を検証する。【対象】当院でアダリムマブを投与したクローン病患者10例(インフリキシマブからの切り替え8例、初回投与2例)について、投与後の症状、内視鏡所見および日常生活に対する満足度の改善の程度を調査した。患者背景は、男性7例...

第53回日本消化器病学会大会クローン病-大腸3

クローン病に対するAdalimumabの使用経験
桂田 武彦(北海道大大学院・消化器内科学)
【目的】抗TNF-α抗体であるInfliximabが2002年に発売され、クローン病治療は大きく変化した。2010年10月、新たにAdalimumabがクローン病に対して適応追加となり、抗TNF-α抗体療法も選択肢ができたわけだが、どちらの薬剤を使用するのか明確な基準は決まっていない。Adalimumabは全例調査対象となっており今後の成績の報告が待たれるところである。【方法】当科にてAdalim...

第53回日本消化器病学会大会クローン病-大腸3

クローン病に対するアダリムマブ治療効果の検討
星野 美奈(獨協医大病院・消化器内科)
【目的】使用可能となったアダリムマブのクローン病患者に対する有効性と安全性を患者背景別に明らかにすることを目的とした。【方法】クローン病患者にアダリムマブを初回160mg、2週後に80mg、以降隔週ごとに40mgを投与し有効性、安全性を検討した。投与前に活動期(CDAI150以上)で、0週、2週、4週のCDAI、CRPが評価可能であった症例を対象とした。インフリキシマブ治療歴(naive/swit...

第53回日本消化器病学会大会クローン病-大腸3

インフリキシマブ不耐および二次無効のクローン病に対するアダリムマブの有効性
山崎 大(手稲渓仁会病院・消化器病センター)
【はじめに】インフリキシマブ(IFX)がクローン病(CD)治療に導入されて以降、CDの治療は大きく変貌を遂げ、CD患者のQOLも大きく改善した。しかし、IFX不耐例を時々経験するとともに、時が経つにつれ、IFX二次無効例も増えてきている。この様な状況の中、2010年10月にCDに対して、ヒト型抗TNFαモノクローナル抗体製剤であるアダリムマブ(ADA)が承認された。GAIN試験ではIFX不耐および...

第53回日本消化器病学会大会クローン病-大腸3

インフリキシマブ治療中のクローン病患者におけるアダリムマブスイッチ投与の有効性・安全性
伊藤 裕章(インフュージョンクリニック)
【目的】インフリキシマブ(IFX)治療中のクローン病患者に対するアダリムマブ(ADA)スイッチ投与の有効性、安全性、忍容性を評価する。
【方法】当院にて2010年10月の承認以降、IFX治療中のクローン病患者に対し、ADAを初回に160mg、2週後に80mg、以後隔週ごとに40mgを投与し、CDAIおよびCRPにて有効性を評価した。また自己注射への移行率や有害事象などについても評価した。なお...

第53回日本消化器病学会大会クローン病-大腸3