セッション |
検索結果は6件です。
- 当院におけるS状結腸軸捻転症の臨床経過検討
-
小山 怜子(岡山労災病院・消化器内科)
【目的】S状結腸軸捻転症は高齢者に多く、再発も多いが、これまで初発後の臨床経過について検討した報告は少ない。今回我々は当院で経験したS状結腸軸捻転症の治療法および臨床経過について検討した。【方法】対象は2001年1月から2011年3月までに当院で経験した18例(平均年齢79.3歳、58歳~95歳、男性12例、女性6例)のうち、経過観察のみで軽快した1例、初診当日に死亡した1例、腸管虚血の所見を認め...
第53回日本消化器病学会大会 >
大腸-その他3
- 当科における虚血性大腸炎49例の検討
-
青木 隼人(市立秋田総合病院・消化器・代謝内科)
【目的】当院での虚血性大腸炎患者の発症因子について検討する。【方法】当科において2007年5月から2011年1月の期間、内視鏡検査で虚血性大腸炎と診断された49症例を対象とした。発症年齢、性差、発症季節、便秘の有無、背景疾患、抗凝固薬使用の有無について比較検討とした。【結果】発症年齢は、60±15才(28~88才)で、男性22例、女性27例であった。若年発症の症例(40才未満)は6例(12%)であ...
第53回日本消化器病学会大会 >
大腸-その他3
- アメーバ腸炎のリスク因子
-
西村 崇(国立国際医療研究センター国府台・消化器科)
【目的】Entamoeba histolytica(E. histolytica)によるアメーバ感染は全世界で5000万人が罹患し,年間4万人の死亡者がいると言われる.本邦は非流行国であるが, 近年増加傾向である.リスク因子を考慮した診療が早期診断において重要であるが,十分に検討されていない.今回,HIV診療の多い当院においてアメーバ腸炎のリスク因子を明らかにする.【方法】当院2003年から200...
第53回日本消化器病学会大会 >
大腸-その他3
- 東日本大震災の被災下で発症した感染性腸炎患者の便培養に関する臨床的検討
-
相澤 宏樹(気仙沼市立病院・消化器科・内科)
【背景】2011年3月11日に発生した東日本大震災において当気仙沼地域では多数の被災者が生じ避難生活を余儀なくされている。衛生的な上水道の確保や排泄物の処理が困難で、不衛生な海底堆積物やし尿が混じった粉塵が空気中を浮遊し肺炎等の感染症が増加している。消化器領域においては下痢を主訴とする感染性腸炎の患者が多発しており急患対応に苦慮している。これらの感染性腸炎患者を分析する事で被災後の消化器科診療の参...
第53回日本消化器病学会大会 >
大腸-その他3
- 当科のALTA療法の現状と工夫
-
橋本 可成(三菱神戸病院・消化器科)
【目的】内痔核治療は従来の手術療法からALTA療法に変化してきた。現在まで10万人を超える人々がALTA療法を受け、ほぼ満足できる成績であるが、合併症や再発の問題はまだ残されている。今回、当院での成績を検討し、合併症回避の工夫と再発の問題を検討した。【方法】2005年保険認可以来当科で施行したALTA療法は250回でこれについて再投与や合併症について検討した。【成績】投与方法は経肛門的244例、内...
第53回日本消化器病学会大会 >
大腸-その他3
- 急性虫垂炎に対する虫垂切除における腹腔鏡手術の有用性について
-
林 伸泰(西宮市立中央病院・外科)
(背景)急性虫垂炎に対する虫垂切除術で腹腔鏡手術(LA)と開腹手術(OA)の適応の是非に関しては議論の分かれるところである。(目的)今回LAとOAとの比較検討を行いLAの有用性を検討した。(方法)2007年1月から2010年5月までに施行した急性虫垂炎に対する手術でLA31症例とOA67症例について検討した。年齢、性別、術前合併症の有無、手術時間、出血量、直後、3日目の創部痛(facial pai...
第53回日本消化器病学会大会 >
大腸-その他3
|