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検索結果は6件です。
- ヒト間葉系幹細胞を用いた大腸癌を標的とする新しいターゲティング治療の開発
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星野 剛(慶應義塾大病院・一般消化器外科)
目的:大腸癌に対するターゲティング治療の開発を目指し、ヒト間葉系幹細胞の腫瘍への遊走能をin vitro、in vivoにて評価する。方法:大腸癌切除検体から分離した細胞、及びヒト大腸癌株WiDrに対して、ヒト間葉系幹細胞(MSC)が遊走能を有するか、癌細胞の培養上清を採取し、その刺激に対するMSCの移動をEZ-taxiscanを用いて経時的に測定することにより評価した。次にin vivoでのMS...
第53回日本消化器病学会大会 >
大腸-基礎4
- RAS inhibitorおよびcurcuminによる肥満関連大腸発癌の抑制
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久保田 全哉(岐阜大・消化器病態学)
【目的】肥満は大腸発癌に深く関与している。レニン・アンジオテンシン系(RAS)は肥満との関連やRAS inhibitorによる抗腫瘍効果について報告がある。また、CurcuminはCurcuma longaに含まれる黄色色素で、抗炎症作用や抗腫瘍効果が報告されている。我々はRAS inhibitorとCurcuminの肥満関連大腸発癌抑制効果について、2型糖尿病モデルマウスである
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大腸-基礎4
- AP1Bの腫瘍発生における役割
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三村 美津子(三木市民病院)
<目的>AP1Bは上皮特異的に蛋白を基底膜側へ輸送する蛋白であり、上皮細胞において極性を制御している。癌細胞において腫瘍増生に細胞極性が関与していることが考えられるため、AP1Bと腸管腫瘍の関連を調べることにより、腫瘍増生のメカニズムを解明する。<方法・結果>Vivoの検討としてAPCmin/+ マウスを使用した。APCmin/+ マウスは腸管ポリープのモデルであり、小腸に多数のポリープを認める。...
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大腸-基礎4
- 大腸癌細胞におけるTLR-3とTLR-9の発現とその機能
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野尻 圭一郎(三重大附属病院・消化器・肝臓内科)
【目的】ヒトの自然免疫による病原体の認識には、Toll-like receptor(TLR)を介し、IFNやNF-Kappa B等の抗ウイルス蛋白を活性するメカニズムがあるといわれている。我々は、これまで肝細胞癌株におけるTLR-3及び9の発現とその意義について報告してきた。また、TLR刺激に端を発するMyD88経路でのNF-Kappa B活性が、大腸癌の発生に関与する事が明らかになっている。今回...
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大腸-基礎4
- 大腸癌におけるH3K9脱メチル化酵素KDM4Cの発現異常とその意義の検討
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山本 信三(東京大・消化器内科)
【目的】ヒストン修飾及びその異常の悪性腫瘍の表現型への関与を示唆する報告が相次いでいる。一方ヒストン修飾プロファイルはそれぞれの細胞系譜ごとに様々であり、生物学的特性におけるヒストン修飾が及ぼす影響の分子メカニズムを明らかにするには腫瘍細胞系譜ごとの詳細な検討が必要である。KDM4Cは元来GASC1として報告され食道癌細胞での増幅から同定された遺伝子である。この遺伝子によりコードされる分子がヒスト...
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大腸-基礎4
- IBD腸管炎症に関わる炎症性サイトカインによるEGF-C末端signalを介した大腸癌細胞増殖機序- HB-EGF-CTFシグナル抑制薬網羅的探索から-
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尾関 啓司(名古屋市立大大学院・消化器・代謝内科学)
【目的】炎症性サイトカイン(IL-8)は、潰瘍性大腸炎の慢性炎症と関連し、colitic cancer の増殖・進展に重要な役割を果たしている。IL-8は、メタロプロテアーゼ (ADAM10)を活性化後、上皮増殖因子受容体(EGFR)リガンド(HB-EGF)を切り出すと同時に、HB-EGF C末端(CTF)を核移行させ、転写抑制因子(PLZF)を核外にくみ出し細胞増殖を誘導する。HB-EGF-CT...
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大腸-基礎4
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