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検索結果は7件です。

大腸癌におけるHeregulinとその受容体ErbB3の発現と臨床病理学的意義
辰口 篤志(日本医大・消化器内科)
背景、目的:大腸癌を含め、様々な腫瘍でepidermal growth factor受容体(EGFR)ファミリーの過剰発現が報告されており、かつEGFRのmonoclonal抗体は一部の手術不能な大腸癌に対して腫瘍縮小効果と生存延長効果のあることが報告されている。EGF-EGFR経路が腫瘍の進展に大きな役割をもつとされているが、EGF以外のEGF ファミリーの大腸癌における発現、臨床的意義について...

第53回日本消化器病学会大会大腸-腫瘍1

ラット大腸化学発癌に与える骨髄由来間葉系幹細胞の影響
勝野 貴之(大阪市立大・消化器内科)
【背景】 骨髄由来間葉系幹細胞 (BM-MSC) は自己複製能や多分化能を有し、生体内に投与することで組織傷害部位に集積する性質を持つことから再生医療の分野で注目されている。一方で、BM-MSC自身の悪性転化や、樹立化癌細胞を用いた移植モデルにおいて腫瘍の増大や転移に関与していることが報告され、安全性への懸念が示されている。そこで、ラット大腸化学発癌モデルにおいて、腫瘍発生時期でのBM-MSCの投...

第53回日本消化器病学会大会大腸-腫瘍1

大腸腫瘍におけるp62蛋白の発現に関する検討
森山 一郎(島根大附属病院・腫瘍センター)
【背景と目的】真核細胞内にはユビキチン・プロテアソーム系とオートファジーの2つの蛋白質分解系が存在する.中でもオートファジーは自己の過剰に作られた蛋白や異常蛋白を細胞内でリソソームによって分解する一連の現象である.p62はオートファジーにおいて選択的に分解される基質と考えられている分子であり,細胞内で多彩なシグナル伝達を担っている.p62蛋白が癌の発生や進展に関わる可能性が示唆されているが,大腸腫...

第53回日本消化器病学会大会大腸-腫瘍1

結腸腺腫及び腺癌腫における STAT3、Bcl-xL、MMP-2 蛋白質の免疫組織化学的発現
S.W. Lee(Catholic University)
背景/目的: 本研究の目的は結腸腺腫及び腺癌腫における形成異常段階、年齢、性別、組織学的タイプ、リンパ節への転移、TNM段階といった組織病理学的パラメータによるSTAT3、Bcl-xL、MMP-2 蛋白質の免疫組織化学的発現を確認することであった。 方法: 20の結腸腺腫パラフィン包埋サンプルと39の腺癌腫 パラフィン包埋サンプルにモノクローンSTAT3、Bcl-xL、MMP-2抗体を用いて免疫組...

第53回日本消化器病学会大会大腸-腫瘍1

大腸腫瘍の発育進展過程における早期DNA損傷修復応答の検討
高林 広明(新潟大大学院・分子・診断病理学)
【目的】癌の発生過程では前癌病変よりDNA二重鎖切断が生じ、DNA損傷応答が活性化している。in vivoでは、DNA2重鎖切断部でヒストン蛋白H2AXがリン酸化され(γH2AX)、53BP1などのDNA修復関連蛋白と複合体を形成する。これがDNA損傷応答の初期反応であり、蛍光免疫組織化学(IF)では核内に点状に発現したγH2AXと53BP1の共局在として示される。本研究の目的は、大腸腫瘍の発育進...

第53回日本消化器病学会大会大腸-腫瘍1

腺管分離DNAを用いた大腸進行癌のコピー数変化、遺伝子メチル化、遺伝子変異の解析
澤田 武(札幌医大・分子生物学, 聖マリアンナ医大・消化器・肝臓内科)
【目的】大腸癌は様々な遺伝子異常の蓄積により進展するとされる。臨床的には根治的手術が行われれば長期生存が期待できるが、遠隔転移を来した場合予後不良である。今回、我々は染色体のコピー数変化の網羅的解析を中心に、遺伝子メチル化、変異解析を行い、ステージとの関連を検討した。【方法】大腸進行癌39例(平均年齢69.0歳、男性24例、女性15例)を対象とした。ステージはDukes分類A 7例、B 5例、C ...

第53回日本消化器病学会大会大腸-腫瘍1

演題取り消し
 
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第53回日本消化器病学会大会大腸-腫瘍1