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検索結果は7件です。

当院におけるC型急性肝炎5症例の検討
日高 聡(愛媛県立中央病院・消化器内科)
【目的】感染防止対策の進歩により近年本邦ではC型急性肝炎は激減している。最近のC型急性肝炎症例の感染経路と臨床的特徴を明らかにすることを目的とした。【対象・方法】2006年1月から2010年12月までの5年間で当院にてHCV-RNA陽性よりC型急性肝炎と診断した5例について病歴、検査結果を調査した。【結果】C型急性肝炎5症例のうち男女比は1対4で平均年齢は39.6(23-61)歳であった。感染経路...

第53回日本消化器病学会大会肝臓-症例報告1

抗ウィルス治療後に特発性血小板減少性紫斑病を生じた慢性C型肝炎の1例
藤本 昌澄(滋賀県立成人病センター・消化器内科)
症例は61才、男性。20才時に心房中隔欠損症で手術及び輸血歴あり。術後3カ月で肝炎を発症し、後にHCV感染が判明した。慢性C型肝炎(グループ1、高ウィルス量)に対して59才時よりペグインターフェロン及びリバビリン併用療法が行われた。24週時点でウィルスが陰性となり計72週の治療が行われたが、治療終了時点でもウィルスは陰性のままであった。治療前の血小板数は17万/μl台で、治療中に11万台にまで低下...

第53回日本消化器病学会大会肝臓-症例報告1

演題取り消し
 
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第53回日本消化器病学会大会肝臓-症例報告1

55ヶ月の経過で慢性肝炎から末期肝不全へ移行したC型慢性肝炎合併成人発症II型高シトルリン血症(CTLN2)の一剖検例
岩切 久芳(宮崎大・消化器血液学)
【症例】死亡時42歳の男性。2001年8月、前医にてC型慢性肝炎(CH(A1/F1))と診断され、以後、近医にて経過観察中であった。2005年7月、突然の意識障害にて前医に救急搬送となった。救急外来での精査上、肝障害に加え、血小板及びアルブミンの低値、血中アンモニアの著明高値(561μg/dl)を認め、C型肝硬変症に起因する肝性昏睡と診断された。しかし、入院後の精査にて血中シトルリン高値、豆類嗜好...

第53回日本消化器病学会大会肝臓-症例報告1

関節リウマチに対する免疫抑制剤、生物学的製剤によりde novo B型劇症肝炎を発症した1例
藤原 直人(関東中央病院・消化器内科)
【症例】54歳、男性【主訴】全身倦怠感、黄疸【現病歴】32歳時より関節リウマチで通院中。4月18日、発熱、食欲不振、上腹部痛出現。19日近医受診し抗生剤投与を受けたが軽快せず。22日当院内科受診。AST/ALT 1257/2594IU/L、ALP/γGTP 422/363IU/L、身体所見から総胆管結石疑いでMRI施行。結石ないが総胆管結石passingによる胆管炎疑いで帰宅。26日当院再診し、肝...

第53回日本消化器病学会大会肝臓-症例報告1

兵庫県におけるE型肝炎感染実態調査
北嶋 直人(市立加西病院・内科)
【目的】E型肝炎ウイルス(HEV)における国内固有株の存在が見いだされ、E型肝炎が単なる輸入感染症ではないと認識されてから早10年が経過したが、その感染実態は不明な点が多い。そこで、兵庫県におけるE型肝炎の感染状況、臨床像および感染ルートを明らかにする目的で感染実態調査を行った。【方法】期間:平成20年4月~平成23年3月。兵庫県内の32病院において、成因不明の急性肝炎症例を登録して臨床的検討を行...

第53回日本消化器病学会大会肝臓-症例報告1

健常人に発症した単純ヘルペスウィルスによる急性肝不全の二症例
中 悠(大阪医大・2内科)
【はじめに】単純ヘルペスウィルス(HSV)は、新生児や妊婦、免疫抑制剤投与時には時に全身感染症から急性肝不全を生じるが、健常人における報告は本邦ではほとんどなく不明なことが多い。今回、健常人におけるHSV関連急性肝不全症例を2例経験したため報告する。【症例】症例1は30歳代、女性。平成18年12月上旬に発熱、感冒様症状出現、感冒薬を処方されていたが、症状改善なく近医の血液検査にて肝障害を認めた(A...

第53回日本消化器病学会大会肝臓-症例報告1