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検索結果は6件です。
- 門脈浸潤合併進行肝細胞癌に対する集学的治療におけるsorafenibの予後への影響
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永井 英成(東邦大医療センター大森病院・消化器内科)
【背景】肝細胞がん治療アルゴリズム2010において、Child AまたはBの肝硬変(LC)症例で脈管浸潤を合併した進行肝細胞癌(aHCC)に対する治療法に関しては未だ検討の余地が残されており、さらにsorafenib(SF)の登場によりさらに治療法選択が複雑となっている。【目的】脈管浸潤を合併したaHCC症例に対する集学的治療におけるSFの予後への影響を明らかにする。【対象】2002年12月から2...
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肝臓-腫瘍9
- 進行肝細胞癌合併肝硬変症に対するsorafenib投与後肝動注化学療法導入の宿主免疫学的変動からみた有用性
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永井 英成(東邦大医療センター大森病院・消化器内科)
【背景】宿主免疫において、Th1細胞は抗腫瘍免疫を高め、そしてTh2細胞は抗腫瘍免疫を低下させると言われている。【目的】進行肝細胞癌(aHCC)合併肝硬変(LC)症例において、分子標的薬であるsorafenib(SF)を用いた集学的治療の有用性を宿主免疫学的変動から明らかにする。【対象】aHCC合併LC患者で、2008年3月から2011年1月までに当院でHAICを導入した43症例(FP群)、200...
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肝臓-腫瘍9
- 当院における進行肝細胞癌に対するソラフェニブ治療例の検討
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松本 知訓(神戸市立医療センター中央市民病院・消化器センター内科)
【目的】肝細胞癌(HCC)へのソラフェニブの使用機会が増加してきているが、その有効性を示した海外の第III相試験は何れも前治療歴が比較的少ない群がその対象であり、肝動脈塞栓療法(TACE)等の治療を繰り返した後でのソラフェニブの効果については未だ十分な知見が得られていない。当院ではこれまで、TACE等多くの前治療を行った後に最終治療としてソラフェニブを導入する場合が多かった。当院でのソラフェニブ加...
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肝臓-腫瘍9
- ソラフェニブ治療経過中に画像上乏血域を認めた症例の病理組織学的検討
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飛田 博史(島根大附属病院・肝臓内科)
【目的】肝細胞癌症例に対するソラフェニブ治療はSHARP試験で生存率改善に寄与するという結果を得ているが、治療中の画像評価に関しては、腫瘍のサイズの変化と内部血流の変化が必ずしも一致しない症例を認める。今回我々は当院の治療成績を検討するとともにソラフェニブ治療経過中に画像上乏血域を認めた3症例の病理組織学的検討を行った。【方法】平成21年6月から平成23年3月までの期間に当院で治療を導入した肝細胞...
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肝臓-腫瘍9
- 肝癌治療におけるソラフェニブの有害事象と予後因子:多施設での検討
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中野 聖士(久留米大・消化器内科)
【目的】我々は久留米大学関連12施設においてKurume Liver Cancer Study Groupを発足させ、症例を集計して解析を行い、肝細胞癌に対するソラフェニブ治療のよりよい方法を検討する事とした。【方法】2009年5月~2011年3月31日の期間にソラフェニブを投与された切除不能肝細胞癌96症例を対象とし、背景・有害事象・効果について検討した。効果判定にはRECISTガイドライン(V...
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肝臓-腫瘍9
- 肝臓外科の立場から見た肝細胞癌再発に対する分子標的薬ソラフェニブの位置づけ
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高本 健史(日赤医療センター・肝胆膵外科)
【背景】分子標的薬ソラフェニブは、切除不能肝細胞癌への新しい治療法として登場し、高い腫瘍抑制効果をもたらしたとの報告が散見されている。しかし少ないエビデンスや効果への期待のため、ソラフェニブによる治療の位置づけは、すでに確立された肝細胞癌の治療体系の中で、曖昧となっている。今回我々は、肝切除後再発に対して、ソラフェニブによる治療を含めた積極的外科治療アルゴリズムを立て、治療を行った。そして、その適...
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