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検索結果は6件です。
- 癌化学療法における血清Diamine Oxidase(DAO)活性と栄養障害に関する検討
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三好 人正(徳島大大学院・ヘルスバイオサイエンス研究部・消化器内科学)
【目的】消化器癌の化学療法中には食欲不振や下痢などの消化管毒性によりしばしば栄養障害を来すが、その客観的評価は必ずしも容易ではなく、またその出現の予測も困難である。一方、Diamine Oxidase(DAO)活性は主に小腸粘膜の絨毛上皮細胞に分布する酵素であり、腸管障害によって血清DAO活性が低下するため、小腸粘膜の変化を鋭敏に反映する指標として注目されている。そこで本研究では、消化器癌化学療法...
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胃-治療(化学療法)1
- 進行、再発胃癌症例における化学療法中の好中球/リンパ球比の検討
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池西 一海(済生会御所病院・外科)
(背景) 近年末梢血の好中球とリンパ球比(Neutrophil/lymphocyte ratios : NLRs)は癌の再発や予後を反映するマーカーであるという報告が多数認められる。そこで今回我々は進行再発胃癌患者における化学療法中のNLRsと予後について検討した。(対象)化学療法を施行した進行再発胃癌患者で癌死亡した10症例と化学療法を継続している5症例について検討した。(方法)末梢血中のNLR...
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胃-治療(化学療法)1
- 当院における高齢者胃癌治療の現状
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船越 信介(慶應義塾大・消化器内科)
【背景】:高齢者社会を迎えて本邦の高齢者胃癌患者の増加が予想される。現況では本邦において切除不能進行胃癌に対する標準的治療はS-1+CDDPであるが、75歳以上の高齢者胃癌患者における標準的治療のエビデンスはいまだ確立していない。【目的】:当院における高齢者胃癌の現状と治療の実態を把握するため検討を行った。【対象と方法】: 2003年から2010年までに当院で経験した胃癌717例のうち75歳以上の...
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胃-治療(化学療法)1
- 市中病院における手術不能進行・再発胃癌に対する2次治療の実情
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諸橋 大樹(大森赤十字病院・消化器内科)
【目的】当院は都内城南地区にある中規模市中病院であり、化学療法の専門医は不在である。手術不能進行・再発胃癌に対する1次治療としてS-1+CDDPが標準治療とされているが、2次治療以降の標準治療は確立していない。化学療法の成績は大学病院や癌専門施設から多数の報告があるが、それとは設備、人員、また、患者背景の異なる中規模市中病院である当院での実情を検討した。【方法】対象は、2006年1月から2011年...
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胃-治療(化学療法)1
- 胃癌腹膜播種症例の検討
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藤田 勲生(国立福山医療センター・内科)
(目的)腹膜播種を伴う胃癌は予後不良であり、その治療法についても確立されたものがないのが現状である。今回、その長期予後に関わる因子について検討することを目的とした(方法)当院で2004年1月から2009年9月までに、CT検査または手術所見で腹膜播種を伴う胃癌と診断した37例について、ロジスティック回帰分析により、その長期生存に関わる因子について検討した(成績)症例は男性18例、女性19例で平均年齢...
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胃-治療(化学療法)1
- 胃3D-CTによる癌進展度の評価-胃癌化学療法における原発巣効果判定への応用-
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高橋 祥(小樽協会病院・消化器内科)
【背景】悪性腫瘍に対する臨床試験での効果判定にはRECISTガイドラインが用いられ,改訂された胃癌取り扱い規約第14版でもRECIST1.1が採用された.しかし胃癌においてはRECISTにて非標的病変とされる原発巣の効果が予後をより正確に予測するとの報告もあり,内視鏡や造影X線検査などによる原発巣の評価も別途記載することとされているものの,これらの原発巣の評価は術者間のバラツキも大きく効果判定には...
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