セッション

検索結果は6件です。

ESD症例のX線検査での診断能と今後の課題
加藤 知爾(武蔵野赤十字病院・消化器科)
【目的】本邦では胃癌の検診は胃X線検査で行われているが、撮影技術や読影医の診断能のばらつきが問題である。また内視鏡的粘膜下層剥離術の登場により早期胃癌の発見の意義が増しており、死亡率減少が検診のエンドポイントでよいのかについても議論が必要である。【方法】当院において内視鏡的粘膜下層剥離術を施行した353例のうち術前にX線検査を行った260例について検討をおこなった。【成績】X線検査で病変を指摘しえ...

第53回日本消化器病学会大会胃-診断(内視鏡)2

内視鏡的粘膜下層剥離術は胃腺腫性ポリープに対する有効な治療オプションである; 初期胃がんに対する予測因子
H.W Kim(Department of Internal Medicine, Pusan National University Yangsan Hospital)
抄録背景及び研究目標: 内視鏡下鉗子生検法(EFB)ではポリープ 内新生物性の焦点(中心)を見逃すおそれが存在する。なぜならこの技術を用いては局所の病変のみをサンプリングすることになるからである。したがって、EFBによる検体の組織学的検査は正確度が制限的であり、この組織学的検査の結果に基づいての患者の管理には議論の余地がある。本前向き研究の目標はEFB及び内視鏡的粘膜下層剥離術(ESD)による胃腺...

第53回日本消化器病学会大会胃-診断(内視鏡)2

キャップ付き胃内視鏡検査により ファーター膨大部検査の効能はどれほど改善されたか?
J.H Han(Internal Medicine, Chungbuk National University)
背景: 胃腸関係のややこしい病巣に到達し、治療するため 透明キャップを取り付けた内視鏡検査(正面)が使用されている。 キャップ付き内視鏡検査の長所と言ったら、従来の内視鏡検査に触覚をつけることで病巣の可視化及び標的化が向上したことであるだろう。 我々は膨大部検査法としてのキャップ付き内視鏡検査の有用性を検討するため前向き試験を実施した。 方法: 2010年 10月から11月までの間に通常の内視鏡検...

第53回日本消化器病学会大会胃-診断(内視鏡)2

出血性胃十二指腸潰瘍に対する内視鏡治療抵抗例の検討
志村 輝幸(藤枝市立総合病院・消化器科)
【目的】消化管出血に対する治療の第一選択は、内視鏡的止血術であるが、治療抵抗例も少なからず存在する。そこで今回、出血性胃十二指腸潰瘍に対する内視鏡的治療抵抗例の危険因子について検討を行った。【方法】2008年1月から2010年12月まで当院で出血性胃十二指腸潰瘍にて緊急止血術を行った167例(男性105例、女性62例、平均年齢71.1歳、胃潰瘍108例、十二指腸潰瘍51例、胃十二指腸潰瘍1例、吻合...

第53回日本消化器病学会大会胃-診断(内視鏡)2

Billroth II 胃切除術受けた胆石患者 における内視鏡的乳頭ラージバルーン拡張術の効果
C.W Choi(Department of Internal Medicine, Pusan National University Yangsan Hospital)
背景及び研究目標: Billroth II(B-II) 胃切除術を受けた患者では解剖学的変化のため、内視鏡を用いた胆石除去において技術的困難性が存在する。 B-II 胃切除術患者では胆管内の胆石除去に内視鏡的乳頭括約筋切開術または内視鏡的バールン拡張術が使用されているがあまり満足の行くものではない。本研究の目標は B-II 胃切除術患者の胆管内胆石除去における内視鏡的乳頭ラージバルーン拡張術 (E...

第53回日本消化器病学会大会胃-診断(内視鏡)2

胃癌術後腹膜再発に対する診断的腹腔鏡検査の有用性について
平野 正満(草津総合病院・消化器外科)
【はじめに】進行胃癌術後に腹膜再発が疑われる症例に対し、早期診断と治療の目的で診断的腹腔鏡検査を施行してきた。【対象と方法】胃癌手術後に腫瘍マーカーの上昇あるいはCTなどの画像所見で腹膜再発が疑われた13例。CT、USで腹腔鏡検査が可能であることを確認し、下腹部から腹腔鏡を挿入。腹水(洗浄水)細胞診と腹膜の組織診を行い、腹膜再発が確定した場合は、温熱化学療法(HIPEC)と腹腔内留置ポート(IPポ...

第53回日本消化器病学会大会胃-診断(内視鏡)2