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検索結果は6件です。

MSY2-1 消化管炎症抑制ヘムオキシゲナーゼを標的にした機能性食品成分
 
消化管における炎症制御機構の解明は炎症性腸疾患の新規治療標的分子の探索につながるだけでなく感染性腸炎過敏性腸症候群虚血性腸疾患NSAIDs腸管障害.Hpylori感染症などの病態解析においても重要である.さらに「消化管は全身の司令塔」でもありt消化管は全身の代謝免疫応答に大きな影響を与えていることが解明されつつある.われわれは新規治療標的分子の探索研究のなかでヘムオキシゲナーゼ(HQ)の重要性を報...

第98回日本消化器病学会総会Nutraceuticalをめぐって

MSY2-2 緑茶カテキンを用いた大腸癌予防―基礎研究からか臨床的予備試験まで―
清水雅仁(岐阜大学大学院医学部消化器病態学)
【目的1緑茶カテキンは様々な臓器に対する発癌予防効果が期待されている.我々は緑茶カテキンによる大腸発癌予防の実践をめざし基礎実験として緑茶カテキンによる大腸癌細胞の増殖抑制効果と大腸癌の危険因子である炎症および肥満に関連した大腸発癌の抑制効果について検討したまた緑茶抽出物のsupple-mentationが内視鏡的切除後の大腸腺腫の異所性再発を抑制するか臨床的予備試験を行った.1【方法】ヒト大腸癌...

第98回日本消化器病学会総会Nutraceuticalをめぐって

MSY2-3 レスベラトロールによる大腸発癌予防効果に関する検討
酒井英嗣(横浜市大消化器内科)
【目的】レスベラトロールは赤ワインなどに含まれるポリフェノールの一種であり抗酸化作用を有し肥満など生活習慣病の予防・改善効果を認めることが報告されており欧米ではサプリメントとして汎用されている.近年レスベラトロールが様々な鹿町に対して抑制効果を示すことが報告されてきたが大腸癌に関する報告は限られている.そこで我々はレスベラトm一ルの大腸腫瘍に対する効果およびその分子機序を大腸癌細胞株および動物モデ...

第98回日本消化器病学会総会Nutraceuticalをめぐって

MSY2-4 分岐鎖アミノ酸補充療法における抗酸化ストレス作用と鉄代謝改善作用
 
【目的】分岐鎖アミノ酸(BCAA)は肝硬変(LC>における低アルブミン血症や高アンモニア血症の改善に広く用いられている.またBCAAの投与によりしCのイベント発現率に改善が見られることは日欧の大規模臨床試験により明らかにされているt今回の検討ではLCモデルラヅトを用いてBCAAの生存率およびアルブミンに対する影響を検討しさらに肝における抗酸化作用および鉄代謝改善作用についても検討した.【方法】雄W...

第98回日本消化器病学会総会Nutraceuticalをめぐって

MSY2-5 β-クリプトキサンチンによるNAFLDの発症・進展予防効果の検討
 
【目的】食生活の.西洋化により急増するNAFLDINASHはメタボリック症候群を高頻度に合併しその発症・進展予防に食事療法の是正が重要である.その反面。NASHの薬物治療は未だ確立されていない.一方果物や野菜に豊富に含まれるカロチノイドの摂取はインスリン抵抗性の改善に有効とされる、しかしNAFLD/NASH:に対するカロチノイドの有効性は十分に明らかではない.今回身近な食素材に由来し体内吸収が良く...

第98回日本消化器病学会総会Nutraceuticalをめぐって

MSY2-6 非アルコール性脂肪性肝障害の進展におけるβ-クリプトキサンチンの役割
 
【目的】非アルコール性脂肪駐炎(NASH)においては単純性脂肪肝(SS一)に比して糖質(特に単純糖質)摂取過剰蛋白多価不飽和脂肪酸亜鉛の摂取低下が見られることを報告した.今回温州ミカンに特異的に含有される抗酸化ストレス作用を有するβ一クリプトキサンチンに注目し各種カロチノイド(ルテインリコピンα一カロチンβ一カロチンβ一クリプトキサンチンゼアキサンチンレチノール)の摂取状況血申濃度とNASHの関連...

第98回日本消化器病学会総会Nutraceuticalをめぐって