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検索結果は6件です。

クローン病に対するThiopurine製剤早期導入による寛解維持効果の検討
本澤 有介(京都大・消化器内科)
【目的】免疫調節剤や生物学的製剤の登場によりクローン病(以下CD)患者の寛解導入率は大きく向上してきた。その一方、種々の内科的治療により外科的治療を回避し、長期にわたる寛解維持を継続することがCD患者のQOL向上に繋がる重要な臨床的課題の1つとなっている。欧米ではCD患者におけるThiopurine製剤による長期寛解維持効果が報告されているが、本邦では未だその報告は少ない。今回我々は、当院における...

第54回日本消化器病学会大会大腸(クローン病)2

クローン病の粘膜治癒に対する免疫調節剤の有用性について
吉野 琢哉(北野病院・消化器センター内科)
【背景】抗TNF-α抗体製剤の登場により、炎症性腸疾患(IBD)の治療法は大きく変化した。現在のIBDの治療は、従来の臨床症状の改善や炎症のコントロールだけではなく、腸管粘膜治癒 (MH)を得ることが可能になった。これまでの報告によると、抗TNF-α抗体製剤が、高い寛解導入率、MH効果を認めることが分かっている。一方、従来の免疫調節剤のMH効果についてはあまりよく分かっていない。【目的】そこで当院...

第54回日本消化器病学会大会大腸(クローン病)2

当院におけるクローン病に対する生物学的製剤導入症例の検討
小川 和昭(大同病院・消化器科)
【目的】クローン病に対し、発症早期からインフリキシマブを導入する治療方法(Top down療法)が提唱され、またインフリキシマブと免疫抑制剤の併用により上乗せ治療効果、さらにはインフリキシマブの自己抗体抑制、infusion reactionや効果減弱を軽減できる点からもその有用性が報告されている。当院においても積極的にTop down療法を取り入れており、今回その治療成績と問題点について検討した...

第54回日本消化器病学会大会大腸(クローン病)2

クローン病の抗TNF-α抗体投与:内視鏡的緩解寄与因子
岩本 史光(山梨県立中央病院・消化器内科)
【目的】抗TNF-α抗体の登場によりクローン病治療の臨床は変化した。抗TNF-α抗体長期投与において緩解例と非緩解例に寄与する因子を明らかにする。【方法】1992年4月から2012年3月までに当院で加療されたクローン病59例のうち抗TNF-α抗体を投与しているのは36例であった。抗TNF-α抗体投与後に大腸鏡にて治療効果の評価を行っていた28例を対象とし、抗TNF-α抗体投与による治療効果予測寄与...

第54回日本消化器病学会大会大腸(クローン病)2

クローン病に対するアダリムマブの有効性に関する検討
石井 学(川崎医大・消化管内科)
【目的】当院のクローン病患者におけるアダリムマブの有効性に関して検討する.【対象】2011年12月末までに当院でアダリムマブを導入したクローン病患者17例[平均年齢34.5歳、平均罹病期間12.1年、Bioナイーブ症例4例、インフリキシマブ治療歴あり13例(2次無効6例、不耐3例、その他4例)、ストマ増設術後3例].【方法】Harvey-Bradshaw index(HBI)、CRPにより、アダリ...

第54回日本消化器病学会大会大腸(クローン病)2

活動期クローン病におけるアダリムマブの有効性の検討
園田 光(社会保険中央総合病院・炎症性腸疾患センター)
【目的】生物学的製剤アダリムマブ(ADA)の保険認可により既存のインフリキシマブ(IFX)不耐、二次無効症例における活動期クローン病(CD)患者の寛解導入率の向上が期待できる。今回、ADAを導入したCD症例の治療成績を検証し有効性と安全性について検討した。【方法】2010年12月以後に当院にてADAを導入した活動期CD症例39例(平均年齢:32.4±9.9歳;平均罹病期間:10.4±7.8年;手術...

第54回日本消化器病学会大会大腸(クローン病)2