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検索結果は6件です。

イレウスに対する一時的PEG留置術
高山 悟(名古屋市立大大学院・消化器外科学)
【目的】難治性腸閉塞症例では再手術が非常に困難であるばかりか大量腸切除に至ったり、多臓器損傷を起こしたりすることも稀ではなく、可能ならば再手術は回避することが望ましいが、そのためには長期の腸管減圧が欠かせないことが多く、現実には多くの症例がその危険を承知の上で手術が選択される。一方PEGは経腸栄養ルートとしてのみならず、がん末期腸閉塞時の減圧などに使用されることもあり、すでに減圧法としては一定の評...

第54回日本消化器病学会大会小腸(臨床)1

当院における小腸出血の検討
高橋 正倫(東芝病院・消化器内科)
【はじめに】近年のカプセル内視鏡、バルーン内視鏡の進歩により小腸疾患の診断、治療は飛躍的に向上している。一方で小腸内視鏡は通常の上下部内視鏡に比べ使用頻度は低く、設備をもたない施設では小腸疾患の診療に難渋するケースも少なくない。今回われわれは当院にて経験された小腸出血例につき、その臨床的特徴、特に診断過程を検討した。【対象と方法】入院病名のデーターベースより小腸(回腸、空腸を含む)、あるいは消化管...

第54回日本消化器病学会大会小腸(臨床)1

癒着性腸閉塞Adhesional small bowel obstruction(ASBO)患者の保存的治療と緊急手術適応におけるCT診断の有用性の検討
工藤 康一(済生会熊本病院・消化器病センター)
【目的】癒着性腸閉塞(ASBO)は,急性期病院において遭遇する機会の極めて多い疾患である.しかし,ASBOを保存的に治療するか,手術を行うかの判断は難渋することが多い.今回,自験例を対象に,保存的治療と緊急手術の適応の判断基準について検討した.【対象と方法】2010年1月から2011年12月の2年間で,当院にASBOの診断で緊急入院となった患者172名を対象とした.再発で複数回入院した患者が19名...

第54回日本消化器病学会大会小腸(臨床)1

ダブルバルーン小腸内視鏡(DBE)にて評価可能であった悪性リンパ腫小腸病変に関する検討
井深 貴士(岐阜大・消化器病態学)
【目的】化学療法時の小腸穿孔の報告もあり,悪性リンパ腫小腸浸潤の診断は重要である.DBEにて評価可能であった小腸(空腸・回腸)病変に対して検討した.【対象】2004年3月より2011年12月までに悪性リンパ腫患者に対しDBEを施行した65例を対象とした.【成績】34例で小腸(空腸・回腸)病変を認めた.検査契機は上下部内視鏡にて消化管病変を指摘された21例(5例は大腸内視鏡検査時に回腸病変を指摘),...

第54回日本消化器病学会大会小腸(臨床)1

CT Enteroclysis with Air (CTEA) を用いた小腸SMTの4例についての検討
上田 樹(静岡県立総合病院・消化器内科)
CT Enteroclysis with Air (CTEA)はCT colonoscopyを応用し全小腸の評価を可能とした手法である。小腸病変の検出および評価において非常に有用と考えられるが、未だ症例数が少なく、各種病変の評価については検討が十分とは言えない。今回小腸粘膜下腫瘍に対してCTEAを用いて病変を描出し得た4症例を経験したため報告する。他のmodalityとの比較、切除症例においてはそ...

第54回日本消化器病学会大会小腸(臨床)1

加齢に伴う消化管運動機能についての検討
名倉 明日香(名古屋大・消化器内科)
【目的】近年、カプセル内視鏡の開発により小腸全域の内視鏡観察が侵襲なく施行できるようになった。今回、消化管運動機能の加齢変化として、カプセル内視鏡の胃および小腸通過速度を年齢別に検討した。【方法】2003年6月~2012年1月までに当院でカプセル内視鏡を施行した614例(男/女:354例/260例、年齢:55±18歳、11~97歳)中、胃・小腸に通過速度に影響を与える異常所見を認めなかった199例...

第54回日本消化器病学会大会小腸(臨床)1