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検索結果は6件です。

陥凹型胃腺腫の術前内視鏡診断は可能か?
宮川 明祐(国保旭中央病院・消化器内科)
【目的】内視鏡的陥凹性病変の生検診断がGroup3の際に、陥凹型胃腺腫と判断して経過観察して良いか、NBI拡大観察や内視鏡的粘膜下層剥離術(ESD)を考慮すべきかどうかの判断は難しい。今回、当院にて陥凹型腫瘍性病変としてESDが施行された症例を調査し、陥凹型Group3病変にESDを施行する意義について検討した。【方法】1)2007年7月から2012年3月までに当院にてESDを施行した332例中、...

第54回日本消化器病学会大会胃・十二指腸(内視鏡診断、NSAIDs)

粘膜下異所性腺管からの発生が考えられた粘膜下腫瘍様胃粘液癌の1例
舛田 裕道(庄原赤十字病院・内科)
【症例】80歳代、女性。胃体中部及び前庭部の早期胃癌に対して内視鏡治療の既往有り。高血圧で近医通院加療中。以前(2004年)より上部消化管内視鏡検査で前庭部後壁に粘膜下腫瘍様隆起を認めていた。2010年10月の内視鏡検査で上記病変の他に前庭部前壁に15mm大の隆起性病変を認め、Group 5;well differentiated adenocarcinomaの結果を得たため加療目的に当院紹介とな...

第54回日本消化器病学会大会胃・十二指腸(内視鏡診断、NSAIDs)

高齢者のNSAIDs/抗血栓薬服用と出血性胃/十二指腸潰瘍についての検討
芹川 真哉(札幌東徳洲会病院・消化器内科)
【目的】高齢者(65歳≦)における出血性胃/十二指腸潰瘍(以下HGDU)におけるNSAIDsや抗血栓薬の影響や服薬再開時期を明確化すること。【方法】2009年1月から2012年1月までに当院で入院加療したHGDU445例(M/F : 315/130)を対象に、65歳以上の高齢者182 例(40.8%)と65歳未満に分け、各々でNSAIDs服用群81例(18.2%)と非服用群、抗血栓薬服用群135例...

第54回日本消化器病学会大会胃・十二指腸(内視鏡診断、NSAIDs)

バイアスピリンによる胃酸分泌、胃粘液分泌に及ぼす影響と胃粘膜障害-健常ボランティアにおける服薬前後の変化-
岩渕 利光(東北大大学院・消化器病態学)
【背景】アスピリンは、循環器領域・脳神経領域を中心に幅広く使用されているが、低用量であっても長期服用にて消化性潰瘍などの胃腸障害を引き起こすことが知られている。アスピリンによる胃粘膜障害の機序として、胃粘膜中のプロスタグランジン(以下PG)の低下が胃の防御機能を破綻させることが想定されており、また胃酸分泌と胃粘液分泌のバランスによって胃粘膜障害が規定される可能性がある。我々は独自に考案したEndo...

第54回日本消化器病学会大会胃・十二指腸(内視鏡診断、NSAIDs)

当院における7年間の入院加療を必要とした上部消化管出血性潰瘍の検討
仲程 純(東北労災病院・胃腸科)
【目的】高齢化社会をむかえて消炎鎮痛剤としてのNSAIDsに加え、脳血管障害、虚血性心疾患の二次予防としての低用量アスピリンの処方が増加し、現在では一次予防も含めて多くの患者が内服している。それにともないNSAIDs起因性消化管病変も多く指摘されている。当院における上部消化管出血性潰瘍の服用群と非服用群の臨床的な違いについて検討を行った。【方法】2004~2010年の7年間に当院で入院加療を行った...

第54回日本消化器病学会大会胃・十二指腸(内視鏡診断、NSAIDs)

出雲スケールと上部消化管内視鏡検査時における主訴との比較検討【第2報】
中田 樹海(東京警察病院・消化器科)
【目的】出雲スケールとは上下部消化管症状を15項目に分類し各項目を5段階で評価する調査形式であり、患者ごとに訴えが多様である消化器症状を客観的に評価するために設定された。以前われわれは出雲スケールの有用性を検証することを目的に上部内視鏡検査施行時の患者主訴と出雲スケールスコアとの比較検討を行い、一定の有用性を見出した。今回我々は報告後も引き続き調査を行い、ある程度検討する母数も増えたため、出雲スケ...

第54回日本消化器病学会大会胃・十二指腸(内視鏡診断、NSAIDs)