セッション

検索結果は6件です。

胃ESD後異時性発癌の危険因子の検討
杉本 貴史(杏雲堂病院・消化器肝臓内科, 東京大附属病院・消化器内科)
【目的】早期胃癌および胃腺腫のESD治療後に発生する異時性発癌の危険因子を術前の背景胃粘膜の所見とともに検討する。【方法】2000年8月から2008年12月までの過去9年間にESD治療を行った201症例のうち、ESD後適応外病変で追加胃切除になった19例、残胃5例、フォロー1年未満9例、追跡データ不足4例を除いた164例に対し、ESD後2カ月、6か月、1年、以降毎年上部内視鏡検査を行い、異時性再発...

第54回日本消化器病学会大会胃・十二指腸(癌)1

当院ESD症例からみた同時性異時性多発胃癌の検討
貝田 将郷(東京歯大市川総合病院・消化器内科)
【はじめに】近年内視鏡診断の向上および治療(ESD)の普及に伴い、多発早期胃癌症例の報告が増加してきている。今回我々は当院におけるESD症例をもとに同時性異時性多発早期胃癌について検討をした。【対象・方法】2005年から2011年までに当院でESDが施行された初発早期胃癌症例155例を対象とし、多発胃癌の頻度、病変数、肉眼型、部位、組織型などについて検討した。【結果】単発胃癌は139例(89.7%...

第54回日本消化器病学会大会胃・十二指腸(癌)1

当院における進行胃癌(stageIV)症例に関する治療法の検討
酒井 拓(新古賀病院・消化器内科)
【背景】stageIV胃癌の平均生存期間(MST)は新規抗癌剤の併用療法、また抗癌剤加療前後に手術を組み合わせることにより、延長を認めてきた。
【目的、方法】2006年8月~2011年5月の間に当院で加療を受けたstageIV胃癌60例に対して、Best supportive care(BSC)群、化学療法単独群、手術単独群、化学療法+手術併用群に分けて、stageIV各因子毎にMSTを評価...

第54回日本消化器病学会大会胃・十二指腸(癌)1

ESDにて一括切除された20mmを超える結節集簇型の早期胃癌の検討
中村 剛之(関西労災病院・内科)
【目的】ESD導入に伴い20mmを超える胃の腫瘍性病変も適応拡大病変として内視鏡的に一括切除可能となった。その中で大腸laterally spreading tumorのgranular type(以下大腸LST-G)に形態が類似した病変はその大きさに比べて深達度は浅く、ESDの良い適応である。今回、ESDにて一括切除された20mmを超える大腸LST―G類似の胃腫瘍性病変について検討した。【方法】...

第54回日本消化器病学会大会胃・十二指腸(癌)1

当院のESD施行例における多発胃癌の検討
河南 真吾(徳島県立中央病院・消化器内科)
【目的】当院にてESDを施行した早期胃癌症例における多発例の現状を検討した。【方法】H11年1月からH22年12月までに当院で初回ESDを施行した早期胃癌症例のうち、初回ESD後に手術となった34例を除く393例(446病変)を単発例と多発例に分類し検討した。多発例において、初回ESDより1年以内に複数病変を認めた症例を同時多発、1年以降に新規病変を認めた症例を異時多発と定義した。【結果】多発例の...

第54回日本消化器病学会大会胃・十二指腸(癌)1

「胃洗浄廃液」を利用した早期胃がん診断への応用
大石 嘉恭(聖マリアンナ医大・消化器・肝臓内科)
【背景】近年の上部内視鏡検査を胃がん検診へ導入する動きから、内視鏡の役割は増え続ける。我々は、内視鏡医の習熟度に依存しない内視鏡補助診断として、検査中発生する胃洗浄廃液に注目。回収したDNAの遺伝子異常(遺伝子メチル化異常)を分子診断マーカーとすることで、従来法の弱みである「見逃し」の解消につなげることが出来るかを検討した。【材料と方法】MCA Microarray法により、早期胃がんの診断に有効...

第54回日本消化器病学会大会胃・十二指腸(癌)1