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検索結果は6件です。

胃小細胞癌の長期生存例による予後因子の検討
舟橋 整(名古屋市立大大学院・消化器外科学)
【目的】胃小細胞癌は全胃癌中の0.06%~0.2%と極めてまれな疾患であり、通常の腺癌と比べて脈管浸潤や発育速度が速いため1年以内に約70%が死亡する予後の非常に悪い疾患である。今回、1985年以降に経験した胃小細胞癌症例のうち長期生存3例をもとに予後因子を検討した。【症例】症例1は80歳男性で、ML、cStageIBにて胃切除術を施行した。病理診断はpT2、pN0、pM0、fStageIBであり...

第54回日本消化器病学会大会胃・十二指腸(癌)3

胃癌術後の二次癌発生の検討
石丸 正寛(関東労災病院・外科)
【目的】早期発見により胃癌術後長期生存例が増加するにつれ二次癌の発生が問題となってくる。そこで胃癌切除後に二次癌を生じた症例と単発胃癌症例の検討を行った。【対象・方法】当科において切除された胃癌症例(1314例)を対象とした。胃癌術後10年以内に二次癌を発症した症例(二次癌群)87例と胃癌単発で10年以上経過を追えた例(単発群)246例の2群間の比較検討をした。【...

第54回日本消化器病学会大会胃・十二指腸(癌)3

化学療法無効の切除不能・再発胃癌に対するがんペプチドワクチン療法の第I相臨床試験(最終報告)
東原 良恵(順天堂大附属順天堂医院・消化器内科)
【目的】癌に対する新たな治療法としてがんペプチドワクチン療法が注目されている。これまでに我々は胃癌に対する新規腫瘍抗原であるURLC10由来HLA-A*2402拘束性エピトープペプチドとVEGFR1由来の腫瘍新生血管抗原エピトープペプチドを用いたペプチドワクチン療法の第I相臨床試験の安全性を報告した。今回試験終了後にHLAを開示し、HLA-A*2402陽性群と陰性群(コントロール群)とで比較し、安...

第54回日本消化器病学会大会胃・十二指腸(癌)3

当院における骨格筋転移をきたした進行胃癌症例の検討
杉谷 義彦(滋賀医大・消化器内科)
【目的】胃癌の転移部位は,リンパ節・腹膜・肝臓が主で, 骨格筋は非常に稀である.今回我々は,当院で経験した胃癌骨格筋転移3症例についての臨床経過を当院で化学療法を行ったStage4進行胃癌との比較検討を加えて報告する.【症例1】70歳代男性.主訴は全身倦怠感.噴門部直下に潰瘍を伴う粘膜下腫瘍様の隆起性病変を認め,組織型はporであった.CT上,肺転移,多発リンパ節転移,脳転移に加えて,腸腰筋転移を...

第54回日本消化器病学会大会胃・十二指腸(癌)3

根治切除困難な進行胃癌に対するTS-1+CDDPを用いた術前化学療法の著効2症例
栗原 直人(練馬総合病院・外科)
胃癌に対する術前化学療法(以下、NAC)は、A. 根治手術が可能な症例に対するNAC,B. 当初根治不能と判断されて化学療法を行い,その結果手術が可能となったNACがある。今回、根治手術不能な2症例に対してNACにより、手術可能となった2症例を経験したので報告する。症例1は74歳、女性、食欲不振を主訴に精査施行し、スキルス胃癌、腹膜播種が疑われた。食事摂取が困難なため、栄養剤の内服を併用しながら、...

第54回日本消化器病学会大会胃・十二指腸(癌)3

当科における胃癌術後晩期再発症例の検討
小西 栄(東京医大茨城医療センター・消化器外科)
胃癌の治療成績は5年生存率で表現されるように、術後5年以内の再発が多い。しかし、術後5年以上経過して、晩期再発と診断される例も少数ではあるが存在する 。今回我々は当科で施行した胃癌治癒切除後に再発した症例を、5年以内再発と晩期再発に分け、臨床病理学的に比較しその特徴を検討したので文献的考察を加え報告する。〔対象〕当科で1993年3月から2006年6月に治癒切除術施行した胃癌症例493例のうち、再発...

第54回日本消化器病学会大会胃・十二指腸(癌)3