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検索結果は6件です。
- 当院におけるセルブロック法による経乳頭的擦過細胞診の成績
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天野 歩(横浜南共済病院・消化器内科)
【目的】セルブロック法は液状検体の沈渣を固定、包理し切片を作成して細胞を二次元的に観察するものである。セルブロック法は膵液細胞診やEUS-FNAの穿刺材料などで有用性が報告されているものの、消化器領域における細胞診の方法として一般的ではない。当施設では2007年から経乳頭的擦過細胞診においてセルブロック法を導入しているので、その成績を報告する。【方法】2007年7月から2012年2月にかけて当施設...
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膵臓(診断)1
- 膵腫瘤性病変に対する超音波内視鏡下穿刺吸引生検(EUS-FNA)検体の取り扱い~on-site cytopathologistがいない施設の現況~
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原田 賢一(鳥取大・機能病態内科)
【はじめに】膵腫瘍性病変の診断におけるon-site cytopathologistによる迅速細胞診は、その正診率向上に寄与しているとの報告がある。しかし、どの施設でも可能ではないのが現状である。On-site cytopathologistのいない当院の膵腫瘤性病変に対するEUS-FNAの成績について報告する。【対象】2007年1月~2012年1月までに膵腫瘤性病変に対してEUS-FNAを施行し...
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膵臓(診断)1
- 洗腸液服用後の膵超音波描出範囲の検討
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猪股 英俊(清田病院・消化器科)
【目的】昨年のJDDWにて、ルーチンの腹部超音波検査での、膵の描出範囲を報告したが、体尾部描出の改善が課題となった。そこで、今回、我々は、洗腸液服用後で、大腸内視鏡検査の直前の時間に、腹部超音波検査を施行し、どの程度の改善が期待できるか、頭体部描出範囲の距離と膵尾部の距離を検討した。【対象】当院にて、H22.2月中にルーチンの腹部超音波検査を受けた231名とH22.5月から~H24.3月までに洗腸...
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膵臓(診断)1
- 膵疾患における造影超音波検査の有用性
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野々垣 浩二(大同病院・消化器科)
【背景】超音波診断における膵疾患の鑑別診断においては、血行動態を加味した造影超音波検査(CE-US)が質的診断に有用である可能性が報告されている。今回我々は、当院で施行した膵疾患に対する第二世代超音波造影剤Sonazoidを用いたCE-USの有用性について検討した。【対象と方法】対象は2010年4月から2012年3月までに当院で施行したCE-USの膵疾患13例。疾患の内訳は、膵管癌8例、自己免疫性...
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膵臓(診断)1
- USを契機に発見された膵癌の検討
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大畠 昭彦(藤枝市立総合病院・消化器科)
【はじめに】USは非侵襲的で簡便にできる検査であるため膵癌の早期発見には有用である。そこで当院における無症状患者でUSを契機に発見された膵癌症例をretrospectiveに検討し市中病院におけるUS発見膵癌の臨床像を検討する。【対象】2005年1月~2011年7月において無症状でUSを契機に発見された膵癌22例。【検討】1)USを行った理由、2)US所見、3)他の画像診断所見、4)stageと治...
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膵臓(診断)1
- 術前にportal annular pancreas(PAP)を診断しえた膵管内乳頭粘液性腫瘍(IPMN)の1例
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近藤 恵里(杏林大・外科)
【はじめに】腹側膵が門脈を輪状に巻き込み膵体部と融合する形態学的異常、PAPは稀である。術前にPAPを診断しえたIPMNの1例を経験したので報告する。【症例】70歳女性。【主訴】特になし。【現病歴】気管支喘息で近医通院中、CTにて膵管拡張を指摘。精査にてIPMNの診断、手術加療目的に当科紹介。CTで門脈の背側に主膵管があり、膵体部に3cm大の嚢胞と1cm大の壁在結節を認めた。門脈は膵実質に完全に取...
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膵臓(診断)1
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