セッション

検索結果は6件です。

カリキュラム改訂の概要
石橋 大海(国際医療福祉大, 福岡山王病院)
医学の進歩に伴い診断・治療法が変化するとともに疾患概念や医療概念が変化しており、専門医育成において、時代の変化に遅れぬよう対応していく必要がある。社会の要望に応えることができる消化器病専門医を育成することは、日本消化器病学会の重要な任務である。菅野理事長は,現在の医療情勢,専門医に関する社会の要求・要望から,理事長方針として本学会でも消化器病専門医の育成,あり方の再検討に力を入れることを表明した....

第54回日本消化器病学会大会日本消化器病学会専門医カリキュラムの改訂

消化器病専門医研修カリキュラム改訂:総論・腫瘍
丹羽 康正(愛知県がんセンター中央病院・内視鏡部)
今回のカリキュラム改訂は新臨床研修制度の導入、日本内科学会による研修カリキュラム改訂などを踏まえている。総論・腫瘍領域の改訂にあたり、消化器病専門医としてあるべき姿とプロフェッショナリズム、患者とのコミュニケーション、安全管理とチーム医療などを考慮し、さらに社会的背景の変化、テクノロジーの進歩、消化器臨床腫瘍学の進歩を取り込んでいる。消化器病専門医として必須の消化器症候についての考え方や対応の仕方...

第54回日本消化器病学会大会日本消化器病学会専門医カリキュラムの改訂

消化器病学会専門医研修カリキュラム改訂 上部消化管
中村 哲也(獨協医大・医療情報センター)
上部消化管は当初日本内科学会カリキュラムの内容と形式をそのまま踏襲していたが、コンピテンスを基盤とした新しいカリキュラム理論に基づいて大幅に改訂し、さらに消化器病学会専門医としてのプロフェッショナリズムおよび患者に対する態度を念頭において再改訂を行った。カプセル内視鏡、ダブルバルーン内視鏡の登場により注目されているmid GI(gastrointestinal)bleedingに関連して「中部消化...

第54回日本消化器病学会大会日本消化器病学会専門医カリキュラムの改訂

消化器病学専門医カリキュラムの改訂 下部消化管
穂苅 量太(防衛医大・2内科)
下部消化管の改訂にあたっては、消化器専門医としての態度=プロフェッショナリズムを念頭に研修を重ねるように目標を設定しなおした。日本内科学会カリキュラムを基本としたが、主として次に示すような項目につきブラッシュアップして記載した。1.医療連携における態度の強化:消化管出血や悪性新生物などの診療においては放射線科医や消化器内科医、消化器外科医、臨床病理医など、科をまたがって診療にあたるため、医師間の協...

第54回日本消化器病学会大会日本消化器病学会専門医カリキュラムの改訂

消化器専門医研修カリキュラム改訂(肝臓領域)
福沢 嘉孝(愛知医大医学教育センター)
2011年11月に日本内科学会認定医制度研修curriculum(cur.)が大幅に改訂された.これを鑑み,社会的needsにflexibleに対応可能な消化器専門医(GES)養成を念頭に,competency理論を基盤(Competency-Based Medicine,CBM)としたGES-professionalism(pro.)を配慮しつつ,4 domainsに分類して肝臓領域のcur.改...

第54回日本消化器病学会大会日本消化器病学会専門医カリキュラムの改訂

消化器病専門医研修カリキュラム改訂:胆膵
元雄 良治(金沢医大・腫瘍内科学)
胆膵領域の改訂における特記事項としては、疾患概念としてのIgG4関連硬化性胆管炎・自己免疫性膵炎、診断面では臨床検査法として血清IgG4測定、画像診断ではPET-CTが挙げられる。治療面では胆道癌に対する塩酸ゲムシタビン(GEM)+シスプラチン(CDDP)療法と膵癌に対する分子標的薬erlotinibが挙げられる。自己免疫性膵炎が報告された後、IgG4関連疾患という概念が提唱されたが、IgG4関連...

第54回日本消化器病学会大会日本消化器病学会専門医カリキュラムの改訂