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検索結果は6件です。

当院の潰瘍性大腸炎症例におけるintensive CAP療法の検討
白戸 泉(東京女子医科大学八千代医療センター消化器内科)
【目的】2010年4月から潰瘍性大腸炎(UC)に対して週1回の施行であった顆粒球吸着療法(G-CAP)の週における制限がなくなった.今回,intensive CAPが寛解導入への有効な手段となり得たか当院で経験した8例を検討した.【方法】対象は2010年1月~2012年2月に当院で施行したG-CAP施行症例9例のうち,週2回以上で開始した8例とした.週2回が4例,週3回が4例であった.臨床症状の軽...

第99回日本消化器病学会総会大腸 IBD 3

白血球除去療法により寛解導入された潰瘍性大腸炎症例の予後
吉岡 篤史(青梅市立総合病院消化器内科)
【目的】炎症性腸疾患の症例は増加傾向にあり,当院にて白血球除去療法(LCAP)が実施される症例も増加している.生物学的製剤が用いられている近年,LCAPの有効性と予後を検証するため,当院において寛解導入した潰瘍性大腸炎(UC)症例の予後を後向きに検討した.【方法】2003年11月から2012年7月まで当院入院によりUCの急性期寛解導入を行った42人のべ49例について解析した.【結果】23例(47%...

第99回日本消化器病学会総会大腸 IBD 3

当科における潰瘍性大腸炎でのIFX治療の5例
大森 敏秀(大森敏秀胃腸科クリニック)
【目的】当院は通院IBD診療を主目的として開業した7年目の無床クリニックである.現在,潰瘍性大腸炎(UC)252名,クローン病(CD)45名の通院治療を行なっている.CDでのIFXは21名,CDでのADAは5名(うちIFXからの変更は4名),UCでのIFXは5名いる.その詳細と通院IBD治療クリニックでのUC生物学的製剤治療の将来を考えたい.【結果】《症例1》24歳女性,H18年19歳左側結腸型で...

第99回日本消化器病学会総会大腸 IBD 3

タクロリムスが不応であった難治性潰瘍性大腸炎に対するインフリキシマブ有効性の検討
野村 収(順天堂大学医学部消化器内科)
【目的】近年,潰瘍性大腸炎(UC)に対しタクロリムスとインフリキシマブが保険承認され難治性UCに対する有用性が認められている.今回,難治性UCに対しタクロリムス先行投与例の経過と不応症例に対するインフリキシマブの効果について検討した.【方法】2010年1月から2012年5月までに当院で難治性UCに対しタクロリムスを導入した19症例を解析に用い,タクロリムス導入後の臨床所見(CAI),内視鏡所見(M...

第99回日本消化器病学会総会大腸 IBD 3

潰瘍性大腸炎に対する回腸肛門吻合術後の難治性吻合部合併症の検討
長尾 宗紀(東北大学胃腸外科)
【背景と目的】潰瘍性大腸炎に対しては,自然肛門を温存する大腸全摘・回腸肛門(管)吻合術が標準術式とされているが,吻合部に由来する難治性の合併症(狭窄や瘻孔等)も少なからず存在する.その結果当初は自然肛門を温存できたものの,難治性合併症のために経過中に永久人工肛門再造設を必要とした症例について,その頻度や臨床的特徴を検討した.【対象】1987年以降潰瘍性大腸炎にて回腸肛門(管)吻合術(分割手術)を施...

第99回日本消化器病学会総会大腸 IBD 3

経過中に心膜炎・心筋炎を来たした潰瘍性大腸炎の2症例
末包 剛久(大阪市立総合医療センター消化器内科)
心膜炎・心筋炎は潰瘍性大腸炎(UC)の腸管外合併症としては稀であるが,重症化すると生命の危険性が強くなるため臨床上十分注意を要する疾患である.今回,メサラジン投与により心膜炎・心筋炎をきたしたと考えられる2症例を経験したので,若干の文献的考察を加えて報告する.【症例1】10歳台後半男性.主訴は胸痛,頚部痛.UCを発症後1年ほどは無投薬で経過観察とされていた.症状増悪に伴いメサラジン2400 mg/...

第99回日本消化器病学会総会大腸 IBD 3