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検索結果は6件です。

肝細胞癌に対する肋間動脈からの動脈塞栓術の検討
穴井 洋(奈良県立医科大学放射線科)
【目的】肝細胞癌では栄養血管として肝外側副血行路が発達することが知られており,その一つに肋間動脈が関与することが知られている.肝細胞癌の肝外側副路としての肋間動脈からの動脈塞栓術の有用性を検討した.【対象と方法】肝細胞癌を栄養する肝外側副血行路として関与した肋間動脈に対する動脈塞栓術を施行した14例(18治療回数,24肋間動脈)を対象とした.肋間動脈は脊髄枝・背側枝を分岐するまでを近位部(p),腹...

第99回日本消化器病学会総会肝癌6

ミリプラチンを用いたTACEにおける投与法の差による肝機能への影響の検討
三浦 隆生(日本大学医学部内科学系消化器肝臓内科分野)
【目的】肝細胞癌に対する内科的治療方法として集学的治療法の一つとして肝動脈塞栓療法(Transcatheter Arterial Chemoembolization:TACE)がある.近年白金系制癌剤ミリプラ用懸濁用液4ml(ミリプラチン)は,近年TACEに用いられるようになっている.当施設では,再発症例などのTACEの際マイクロバルーン閉塞下肝動脈塞栓術(Balloon ...

第99回日本消化器病学会総会肝癌6

当院における進行肝細胞癌に対するCDDP肝動注化学療法の現状
朝日向 良朗(石川県立中央病院消化器内科)
【目的】当院における進行肝細胞癌に対するCDDP(IA-Call))肝動注化学療法の現状を検討する.【方法】当院で2006年9月からの6年間に,CDDP単剤のみで肝動注化学療法を施行した進行肝細胞癌29症例を対象.初回投与時の患者背景は,年齢中央値71歳(58-81歳),男性20例(69%),女性9例(31%).HBV4例(14%),HCV16例(55%),Child-Pu...

第99回日本消化器病学会総会肝癌6

肝動脈化学塞栓術不応肝細胞癌に対するone-shot CDDP肝動注療法の成績
鎌田 健太郎(秋田大学消化器内科)
【目的】当院では肝動脈化学塞栓術(TACE)不応となった進行肝細胞癌(HCC)に対して微細粉末型CDDP製剤であるIA-call(R)を用いたone-shot動注療法を行っている.また十分にInformed Consentを行い同意が得られた症例についてはソラフェニブとの交替療法,肺転移を有するStagIVb症例には気管支動注併用療法を行っている.今回,当院におけるTACE不応HCC患者に対するo...

第99回日本消化器病学会総会肝癌6

進行肝細胞癌に対するUFT併用シスプラチン肝動注療法
本田 琢也(長崎大学病院消化器内科/がん診療センター)
【背景・目的】切除不能,局所療法,TACE不応な進行肝細胞癌に対して,ソラフェニブが一般に使用されるが,その使用はChild-Pugh分類Aの症例に限られ,またSHARP試験における生存期間中央値は10.7か月と十分でない.さらに一般臨床において有害事象による治療中止も少なくない.しかしながらソラフェニブ非適応の症例やソラフェニブ不応・不耐の症例に対する確立した治療法はない.今回我々はそのような症...

第99回日本消化器病学会総会肝癌6

進行肝細胞癌に対するCDDPとミリプラチン動注療法の比較
後藤 亨(大森赤十字病院消化器内科)
【目的】進行肝細胞癌(ad-HCC)に対して平成18年よりCDDP動注療法導入したがCDDPは腎障害を予防するためhydrationが必要で煩雑なため,平成22年よりhydrationが不要のミリプラチンへ変更した.今回両剤の成績を検討した.【方法】対象は最大径5cm以上,個数5個以上,腫瘍の浸潤型発育,脈管浸潤のいずれかを認めたad-HCC45例(男:女40:5,69±9歳)で,使用薬剤で群別し...

第99回日本消化器病学会総会肝癌6