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検索結果は6件です。

当科での未分化型早期胃癌に対する内視鏡的粘膜下層剥離術(ESD)の現状と今後の課題
小牧 祐雅(鹿児島大学消化器疾患・生活習慣病学)
【目的】未分化型早期胃癌について,2011年から「径20mm以下・UL(-)・cT1aN0M0」の症例を対象とした多施設共同試験が進められている(JCOG1009/1010).今回,我々は当科でESDを施行した早期胃癌症例を解析し,未分化型早期胃癌に対するESDの現状と今後の課題を検討した.
【方法】2009年1月から2012年8月までに当科でESDを施行した胃病変148症例のうち,早期胃癌...

第99回日本消化器病学会総会胃 ESD

胃ESDにおけるクリニカルパスの有用性及び,ESD後の内視鏡の必要性についての検討
海老 正秀(名古屋市立大学大学院消化器代謝内科学)
胃ESDは2006年に保険収載されて以来,全国各地の一般病院で行われている.ESDの最大の利点は,EMRでは一括切除できない2cm以上の大きな病変であっても,一括で切除することができ,正確な病理診断を得ることができる点である.当院でも約10年前から少数ながらESDを行ってきたが,2011年度まではクリニカルパスを導入しておらず,各々の主治医の経験により入院期間を決めていた.今回2012年度よりクリ...

第99回日本消化器病学会総会胃 ESD

ESD後にLADGを施行した早期胃癌症例の検討
河口 賀彦(山梨大学医学部第一外科)
【目的】早期胃癌に対する治療として内視鏡的粘膜下層剥離術(ESD)が普及しているが,非治癒切除症例に対しては追加胃切除術が施行されている.そこで今回われわれは,追加治療として胃切除術,特に腹腔鏡補助下幽門側胃切除術(LADG)を施行された症例に関して検討を行った.
【対象】2009年から2012年8月までに当科で施行されたLADG症例33例のうちESD後に手術が施行された8例を検討した. 第99回日本消化器病学会総会胃 ESD

胃癌内視鏡治療は患者のQOLを向上させ生命予後を延長させるか?
宮川 明祐(国保旭中央病院消化器内科)
【目的】内視鏡治療は低侵襲でQOLに優れるが,手術療法よりも患者の生命予後を延長させるという報告はまだない.今回,当院で診断された早期胃癌患者を内視鏡治療と手術療法とで比較し,内視鏡治療の有用性を検証した.【方法】対象は2007年1月から2009年12月までに当院で胃癌と診断された803例(男584,女219,70±10才)中,内視鏡群175例(72±7才)と手術療法群188例(68±9才,術後化...

第99回日本消化器病学会総会胃 ESD

当院で施行したESD症例における同時性異時性多発胃癌の検討
芳澤 社(聖隷浜松病院消化器内科)
【目的】近年内視鏡機器と診断の向上により早期胃癌の発見が増加し,治療に関してもESDの普及に伴い内視鏡治療で治療が完了する症例が増加している.それに伴いESD症例の中でも同時性又は異時性に多発胃癌例を少なからず認める.今回当院でESDを施行した早期胃癌症例における同時性異時性多発早期胃癌に関しての現状を検討した.多発例において,初回ESDより1年以内に複数病変を認めた症例を同時多発,1年以降に新規...

第99回日本消化器病学会総会胃 ESD

未分化型早期胃癌に対するESD及び手術症例の検討
藤田 勲生(国立病院機構福山医療センター消化器内科)
(目的)未分化型早期胃癌に対するESD及び手術症例の治療成績や病理組織学的特徴と転移を中心に検討し,未分化型早期胃癌に対する治療法を明らかにする.(方法)2002年から2011年の間に,福山医療センター,香川県立中央病院,三豊総合病院の3施設で,未分化型早期胃癌に対してESDを施行した36症例と,福山医療センターで手術を施行した68症例の治療成績について検討した.(成績)未分化型早期胃癌に対するE...

第99回日本消化器病学会総会胃 ESD