セッション

検索結果は6件です。

大腸癌による閉塞性イレウスに対するSelf-Expandable Metallic Stent(SEMS)挿入症例の検討
石橋 玲子(福井県立病院・外科)
【目的】2012年1月より大腸用Self-Expandable Metallic Stent(以下SEMS)が保険適応となり,今後さらに適応症例が増加すると思われる.当院でも2012年8月より大腸癌イレウスに対し, SEMSの術前一時的留置を行っている.SEMSを大腸癌根治切除術前に挿入した症例の成績を報告する.【方法】2012年8月から2013年3月までに施行した大腸癌手術のうち,術前にSEMS...

第55回日本消化器病学会大会大腸-ステント2

悪性大腸狭窄に対するMetallic stent留置術の検討
藤田 勲生(国立福山医療センター・消化器科)
悪性大腸狭窄に対するself-expanding metallic stent (SEMS)留置は,イレウス管にかわる術前の腸管減圧の手段として,また外科治療が困難な患者の緩和目的としての腸管減圧術として期待されている.今回我々は,悪性大腸狭窄に対してSEMS留置を行った4例を経験したので,若干の文献的考察を加えて報告する.症例1は88歳男性.S状結腸癌による腸閉塞に対して,下部イレウス管挿入によ...

第55回日本消化器病学会大会大腸-ステント2

当院における大腸悪性狭窄に対する金属ステント留置の検討
飯塚 賢一(前橋赤十字病院・消化器内科)
【対象と方法】2012年1月より2013年2月までに当院で,SEMS(Self Expandable Metallic Stent)を留置した5例.使用ステントはWallFlex Colonic Stent(Boston Scientific社)22Fr・900mmのみを使用.留置法としてはTTS(through the scope)法を第一選択とし,状況に応じてOTW (over the wir...

第55回日本消化器病学会大会大腸-ステント2

直腸結腸癌による腸管閉塞に対する術前腸管減圧を目的とした大腸金属ステント挿入の有用性について
松田 耕一郎(富山県立中央病院・内科)
【目的】Bridge to Surgery( BTS )としての直腸結腸癌による腸管閉塞に対する術前腸管減圧を目的とした大腸金属ステント(MS)挿入の有用性について検討した. 【対象】2012年4月より直腸結腸癌による腸管閉塞に対して術前腸管減圧を目的として大腸MSが挿入された14例を対象とした.平均年齢68歳(51~83),男女8:6,PSは0が 7例,1が 5例,2が 2例,狭窄部位は直腸3例...

第55回日本消化器病学会大会大腸-ステント2

2か所の大腸悪性狭窄を伴う治癒切除不能大腸癌においてself-expanding metal stentが診断,減圧,およびQOLの向上に寄与した1例
平田 翔(市立小樽病院・消化器内科)
【背景】大腸閉塞は大腸癌の10-30 %に合併し,緊急に減圧が必要である.減圧法は外科手術と非外科治療に分けられる.self-expandable metallic stent (SEMS)は,欧米において,非外科治療として,外科手術前の減圧(bride to surgery)もしくは緩和的減圧(definitive palliation)として検討されてきた.近年,本邦においてもSEMSが保険収...

第55回日本消化器病学会大会大腸-ステント2

当院における内視鏡的大腸ステント留置症例の臨床学的検討
福本 晃平(市立奈良病院・消化器肝臓病センター)
【目的】2012年1月より大腸用ステントが保険収載され,悪性結腸直腸閉塞の治療に大腸用ステントが使用可能となった.通常,大腸ステントは術前腸管減圧(Bridge to surgery: BTS)と根治切除不能例に対する緩和治療に使用されるが,その有用性や安全性については未だ明らかでない点も多い.今回,我々が経験した大腸ステント留置症例を検討し,有用性や問題点等について考察した.【方法】2012年5...

第55回日本消化器病学会大会大腸-ステント2