セッション

検索結果は6件です。

血液透析下における内視鏡治療の後出血の検討
鈴木 美櫻(北海道大病院・消化器内科)
【背景・目的】
日本では人工透析患者の増加に伴い,人工透析患者に対する内視鏡治療の機会も増加している.人工透析患者における処置では出血率が高いことは経験的に知られているが,明確な検討はなされていない.そこで,今回我々は人工透析下の内視鏡治療における後出血について検討した.
【方法】
当院及び同意を得られた全国18施設に対し,2009年~2011年の間人工透析下に行った治療内視鏡(...

第55回日本消化器病学会大会胃-その他2

胃切除後の吻合部狭窄に対する内視鏡的バルーン拡張術
小川 憲人(東京医歯大・食道・胃外科)
胃切除後の瘢痕狭窄の多くは吻合部に発生し,摂食障害をきたす.吻合部狭窄に対する拡張術の目的は食事の通過障害を改善し,患者のQOLを向上することである.これらの狭窄に対して内視鏡的拡張術が行われ,良好な成績が上げられているが,一方で具体的な手順,方法については一定の見解は得られていないのが現状である.今回,当科における胃全摘,Roux-en-Y再建後および幽門側胃切除,Roux-en-Y再建後の吻合...

第55回日本消化器病学会大会胃-その他2

胃癌術後地域医療連携パスの作成・運用とその実際について
塩飽 保博(京都第一赤十字病院・外科)
【はじめに】当院では2007年より胃癌術後患者に対し地域医療連携パスを用いてかかりつけ医との間で医療連携を行っている.一方,地域医療連携パスは地域がん診療連携拠点病院では必須のもので,京都府でも府が中心となり連携パスの作成が行われた.今回両方のパスにつき検討を行った.【対象と方法】当院での対象は,胃切除後の患者のうちStageIで,紹介医でフォローアップを行っていく症例である.方法は,オーバービュ...

第55回日本消化器病学会大会胃-その他2

早期胃癌を混在した胃過形成性ポリープ7例の臨床病理学的検討
久保 京子(倉敷中央病院・消化器内科)
【はじめに】胃過形成性ポリープは,非腫瘍性病変として経過観察されることが多い.しかし,稀ではあるが,その癌化の報告が散見される.癌化は径20mmを超える有茎性ポリープに多いとされ,内視鏡的に表面の凹凸不整や糜爛,白苔,出血の存在も癌化の診断に有用とされているが,実態については明らかではない.【対象と方法】2010年1月から2012年12月に,当院で上部消化管内視鏡検査にて過形成性ポリープと病理組織...

第55回日本消化器病学会大会胃-その他2

H.pylori除菌による胃腺腫の形態変化
大高 雅彦(山梨大・1内科)
背景:2013年2月にH.pylori(Hp)の除菌療法が慢性胃炎にも保険適応が加わり,その受療者の増加が伺われる.Hp除菌療法により胃腺腫の縮小・消褪の報告がある.胃癌と鑑別を要する病変があり除菌前の把握や経過観察が重要と思われる.目的:胃腺腫のHp除菌後の変化を検討する.対象と方法:2011年1月より2012年12月まで,上部消化管内視鏡検査を受け,胃腺腫と診断された143例を対象とした.結果...

第55回日本消化器病学会大会胃-その他2

上部消化管内視鏡検査前スクリーニングとして実施した胸部X-rayおよび心電図より得られた所見についての検討
谷池 聡子(近畿大堺病院・消化器内科)
【目的】当院では希望者には鎮静下での消化管内視鏡検査を施行しているが,術中の鎮静は心肺機能に少なからず影響を及ぼす.そのため検査を安全,適切に行うためにスクリーニングとして胸部X-ray,心電図を実施している.今回これらの術前検査から得られた所見について検討した.【方法】2011年9月から2012年8月までの1年間に上部消化管内視鏡検査を施行した外来患者1728例(平均年齢65.6歳,男性876例...

第55回日本消化器病学会大会胃-その他2