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検索結果は6件です。

超高齢者の上部消化管出血症例の特徴
深澤 佳満(山梨県立中央病院)
【背景目的】高齢化社会到来のため近年高齢者の吐下血症例が増加している.超高齢者の上部消化管出血の特徴を明らかにする目的で検討を行った.【方法】2008年1月~2012年12月に上部消化管内視鏡的止血術を行った食道胃静脈瘤を除く333症例を,超高齢者群(85歳以上,n=37,中央値90歳),高齢者(65-84歳,n=194,中央値75歳)若年者群(64歳以下,n=102,中央値56.5歳)に分類し,...

第55回日本消化器病学会大会胃-出血2

出血性消化性潰瘍における血栓塞栓症の検討
檜沢 一興(九州中央病院)
【目的】出血性消化性潰瘍における血栓塞栓症発症の危険因子を明らかにする.【対象および方法】過去4年間に当院で緊急内視鏡を施行した223例の出血性消化性潰瘍を対象に発症1週間以内に血栓塞栓症を併発した9例(4%)の臨床像を検討した.この血栓合併群9例と非合併群214例の臨床背景,基礎疾患,抗血栓薬およびNSAIDsの服薬,H. Pylori (HP) 感染,潰瘍性状(Forrester分類),止血処...

第55回日本消化器病学会大会胃-出血2

血管塞栓術を要した出血性消化性潰瘍の検討
檜沢 一興(九州中央病院)
【目的】内視鏡止血困難で血管塞栓術(IVR)を要した出血性消化性潰瘍の臨床像を明らかにする.【対象および方法】過去4年間に当院で緊急内視鏡を施行した223例の出血性消化性潰瘍を対象に内視鏡止血困難で血管塞栓術(IVR)を要した17例(8%)の臨床像を検討した.このIVR群17例と非IVR群206例の臨床背景,基礎疾患,抗血栓薬およびNSAIDsの服薬,H. Pylori (HP) 感染,潰瘍性状(...

第55回日本消化器病学会大会胃-出血2

上部消化管出血症例で心不全既往が再出血,死亡に強く関連する
寒川 浩道(橋本市民病院・内科, 橋本市民病院・循環器科, 橋本市民病院・消化器科)
【目的】上部消化管出血症例において,心不全の合併は治療に難渋するとされており,速やかな重症度評価および治療が必要である.緊急上部内視鏡検査の必要性を評価するBlatchford Score, Rockall Scoreにおいても心不全の項目があり,その存在により緊急度は増す.しかしながら,上部消化管出血症例における心不全の合併頻度やその予後に及ぼす影響に関して詳細に検討された報告は少ない.今回上部...

第55回日本消化器病学会大会胃-出血2

当院におけるPCI後の上部消化管出血症例の検討
青木 領太(川崎病院・消化器内科)
【背景】近年人口の高齢化や生活習慣病患者の増加に伴い虚血性心疾患が増加している.虚血性心疾患に対して経皮的冠動脈形成術(PCI)を施行されることが多いが,臨床上,PCI後に消化管出血をきたすことを少なからず経験する.【目的】当院におけるPCI施行後の上部消化管出血症例について検討し,その臨床的特徴を明らかにする.【対象】2010年3月から2013年1月に当院で虚血性心疾患のためPCIを施行した97...

第55回日本消化器病学会大会胃-出血2

上部消化管内視鏡施行時に胃静脈瘤破裂を呈した1例
山下 和邦(若草第一病院)
【症例】68歳男性【既往歴】小児期からB型肝炎を指摘されていたが放置していた.缶ビール(350ml)4本/日【嗜好歴】缶ビール(350ml)4本/日【現病歴・経過】吐下血を主訴に当院に救急搬送された. 来院時は吐血はなく,採血上軽度の貧血を認めた.(血圧122/68mmHg)同日緊急上部内視鏡検査を施行したところ,噴門部直下に孤立性のF3の静脈瘤を有していたが出血はなく,胃内に中等量の凝血塊を有す...

第55回日本消化器病学会大会胃-出血2