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検索結果は6件です。
- 横行結腸の縦隔内脱出を伴うupside down stomachに対して内視鏡的治療を施行した1例
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吹田 洋將(聖隷横浜病院・消化器内科)
【症例】91歳,女性.【主訴】嘔吐.【既往歴】子宮脱,腰椎圧迫骨折の既往あり.数年前より認知症あり.【現病歴】3ヶ月位前より週1回位の頻度で嘔吐あり,1週間前には黒色吐物あり当科紹介.上部消化管内視鏡検査では瀑状胃を認めたが明らかな出血病変を認めず.外来経過観察としたが,その後も頻回に嘔吐症状があるとのことで精査治療のため入院とした.【入院時現症】胸部に異常所見なし.腹部触診で圧痛なし.脊柱後弯症...
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胃-症例4
- 胃癌術後再発による多発狭窄に対して,十二指腸ステント,胆道ステント,大腸ステントを留置した1例
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富奥 美藤(水戸赤十字病院・外科)
【症例】67歳男性.2011年5月,進行胃癌の診断で幽門側胃切除,B-I再建施行.病理はmuc, Type3, T4a, N3b, M0, pStageIIIcであり,術後化学療法施行中であった.2012年8月,経口摂取困難となり,精査にて吻合部再発による狭窄と診断し,内視鏡透視下に十二指腸ステント(WallFlex Duodenal Stent, 22mm×9cm)を留置した.翌日から経口摂取が...
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胃-症例4
- 超音波内視鏡下治療を施行した悪性輸入脚閉塞の3例
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碇 修二(北海道消化器科病院・内科)
【はじめに】輸入脚閉塞は,外科手術の対象になることも少なくないが,原因が癌の再発の場合は,手術を躊躇せざるを得ないケースもあると思われる.今回我々は,内視鏡的治療を試みた悪性輸入脚閉塞の3例を経験したので報告する.【症例1】73歳,男性.中下部胆管癌に対し,亜全胃温存膵頭十二指腸切除術(SSPPD)を施行 (T2N0 stage II).2年後に,心窩部不快感にて受診.胆管空腸吻合部再発および輸入...
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胃-症例4
- 胃全摘術後に拳上空腸の通過障害に対して磁石圧迫吻合術(山内法)を施行した1例
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冨永 敏治(国立大阪南医療センター・外科)
「症例」58歳,男性.「既往歴」ネフローゼ症候群,脂質異常症,てんかん「現病歴」2012年3月に食道胃接合部癌にて胃全摘,下部食道切除,脾摘,胆摘,2群リンパ節郭清,R-Y再建術を施行した.経過良好にて術後18日目に退院した.病理組織学検査結果でT3N3aM0, por>sig>muc, sci, INFc, ly2, v3のStageIIIBであった.2012年11月頃よりつかえ感と嘔吐を認め,...
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胃-症例4
- 食道癌の放射線療法後に認めた出血性放射線胃炎の1例
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岡田 浩和(国立姫路医療センター・消化器内科)
症例は76歳男性.近医でアルコール性肝硬変の加療中,上部消化管内視鏡検査にて胸部下部食道癌を指摘され,精査加療目的に当科を紹介受診された.当院の上部消化管内視鏡検査にて食道静脈瘤Li,F2,Cb,RC(-)と,静脈瘤上に複数の表在型食道癌を認めた.胸腹部CTでは肝細胞癌や明らかなリンパ節転移・遠隔転移を認めなかったが,肝予備能が不良であり血小板数も6万/μlと低値のため,食道静脈瘤に対して内視鏡的...
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胃-症例4
- 生検施行後に急激な形態変化をきたした続発性胃壁膿瘍の1例
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柴 昌子(阿南医師会中央病院・内科)
胃壁膿瘍とは,胃蜂窩織炎の限局性病変として膿瘍形成にいたる胃の非特異的化膿性疾患である.成因として胃炎,胃潰瘍,異物から生ずる原発性と他臓器感染巣からの波及による続発性に分類されている.胃壁膿瘍は稀な疾患であり,画像上では胃粘膜下腫瘍の像を呈する.今回我々は,生検施行後に急激に粘膜下腫瘍の形態変化をきたした続発性胃壁膿瘍の1例を経験したので報告する.症例は70代女性.主訴は,全身倦怠感,前胸部つま...
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胃-症例4
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