セッション

検索結果は6件です。

エソメプラゾールのESD後潰瘍治癒効果
大久保 正明(藤田保健衛生大・消化管内科)
【背景・目的】ESD後の人工潰瘍に対するプロトンポンプ阻害薬(PPI)の使用期間に関して幾つかの報告がなされていが, PPI 2週間(以下w)投与に関しては,殆ど検討されていない.また新規PPIであるエソメプラゾール(以下EPZ)の胃ESD後の人工潰瘍の治療率に与える影響については明らかになっていない.今回我々は早期胃腫瘍患者を対象にESD後の人工潰瘍に対するEPZ2w投与及び4w投与群を設定し,...

第55回日本消化器病学会大会胃-ESD1

胃ESDの切除スピードの部位別検討
藤本 大策(高槻赤十字病院・消化器科)
【目的】胃ESDの切除困難部位に関して様々な議論がされているが,実際に部位別の切除スピードを評価した報告は少ない.このため我々は,部位別に切除スピードを検討した.【方法】2006年1月から2013年1月 に当院で施行した胃ESD321例のうち,施行経験20例以上の術者が施行した223例を部位別(噴門部,穹隆部,体部小弯,体部大弯,体部前壁,体部後壁,前庭部小弯,前庭部小弯以外)に,(長径(mm)×...

第55回日本消化器病学会大会胃-ESD1

内視鏡的粘膜切開剥離術(ESD)で切除した重複胃の1例
橋本 貴史(順天堂大附属順天堂医院・食道・胃外科)
我々は極めて稀な球状型非交通性非分離型の膵組織を伴う重複胃のESD切除例を経験したので報告する.【患者】39歳,男性.【現病歴】2010年5月の検診で胃粘膜下腫瘍を指摘された.2011年9月の再検で増大傾向を認め,2012年2月に当院消化器内科紹介受診となったが,悪性も否定できず当科紹介受診.【血液所見】GOT68IU/Uと軽度肝機能異常とCEA3.7ng/mlと軽度上昇の他には異常を認めなかった...

第55回日本消化器病学会大会胃-ESD1

胃管癌に対するESDの検討
向笠 道太(久留米大・消化器内科, 久留米大・消化器病センター内視鏡診療部門)
【背景】胃管癌は,再建法や癒着の影響などによって外科的な再手術が困難である.近年,早期胃癌に対する内視鏡的粘膜下層剥離術(以下ESD:Endoscopic submucosal dissection)が普及しているが,胃管癌に対するESDの報告は少ない.【目的】胃管癌に対するESDの特徴や問題点を明らかにする.【対象と方法】2007年4月~2012年12月までの当院にてESDを施行した胃管癌11例...

第55回日本消化器病学会大会胃-ESD1

Total biopsyとしての胃ESDの可能性―SM小胃癌の検討―
鈴木 肇(札幌厚生病院・1消化器科(胃腸科))
【背景】比較的まれではあるが腫瘍径10mm以下の小胃癌であっても,SM浸潤をきたす例は散見され,その深達度診断は特に困難である.ESDの普及によりTotal biopsyとしてESDは有用と思われるが,SM浸潤癌に対する有用性および安全性については一定の見解が得られていない.【目的】SM浸潤をきたした10mm以下の小胃癌の臨床病理学的特徴を明らかにし,total biopsyとしてのESDの妥当性...

第55回日本消化器病学会大会胃-ESD1

当院における内視鏡的粘膜下層切開剥離術(ESD)の現状
岡本 英子(豊島病院・消化器内科)
早期胃癌に対するESDは現在では広く行われており,平成24年4月からは早期大腸癌に対してもESDが保険収載され,今後一般病院にも広がることが予想される.今回,市中病院である当院におけるESDの現状を検討した.【方法】2011年4月から2013年3月までの2年間に当院でESDを施行した食道5例6病変,胃42例50病変,大腸7例7病変について検討した.最多34例を担当した術者は初心者から開始し,201...

第55回日本消化器病学会大会胃-ESD1