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検索結果は6件です。

当院における80歳以上の高齢者のERCP関連処置の合併症に関する検討
城 尚志(大阪厚生年金病院・内科, 大阪船員保険病院・内科)
【目的】高齢者医療を考える際は高危険群としての対処が必要と考えられるが,医療現場では高齢者の治療対象症例は増加している.今回我々は,当院で経験した80歳以上の高齢者を対象としたERCP施行症例の背景,処置内容とその合併症について臨床的検討を加えた.【対象】当院にて2010年1月から2012年12月まで,ERCPを施行した80歳以上の186症例(男性70例,女性116例)を対象とした.中止例は22例...

第55回日本消化器病学会大会ERCP関連偶発症1

ERCP関連手技による偶発症に対するトラブルシューティング
山本 龍一(埼玉医大総合医療センター・消化器・肝臓内科)
【目的】当院におけるERCP関連手技の偶発症発生の現状,手技を安全に施行するための工夫,偶発症発生時のトラブルシューティングを明らかにする.【対象と方法】2006年1月1日~2012年12月31日の間に当院にてERCP関連手技を施行したのべ1621例のうち詳細に検討できた1289例(男性 782例,女性 507例,平均年齢 67.9歳)を対象とした.診断的ERCP 44例(3.4%),治療ERCP...

第55回日本消化器病学会大会ERCP関連偶発症1

当院におけるPlastics stent迷入の検討
清輔 良江(倉敷中央病院・消化器内科)
【目的】内視鏡的Plastic stent(PS)留置術は,現在種々の胆膵疾患に対して広く普及している安全な手技であるが,稀にステント迷入を経験する.放置すればドレナージ機能を果たさなくなり,感染・胆道穿孔など二次的合併症を引き起こし致命的な状況になる可能性があり,ステント回収および再留置が必要となる.PSの回収は内視鏡的回収が最も低侵襲であるが,回収専用デバイスがないため既存のデバイスを個々の症...

第55回日本消化器病学会大会ERCP関連偶発症1

内視鏡的乳頭括約筋切開術におけるトラブルシューティング
仙譽 学(山口大大学院・消化器病態内科学)
【目的】内視鏡的乳頭括約筋切開術は1973~74年にKawaiら,相馬らClassenらによって初めて報告されてから40年近くが経過している.主に胆管結石の治療目的に施行されるが,近年ではその他の内視鏡治療時にデバイスを胆管内へのアクセスを容易とするために施行されることも少なくない.一方で,処置時の出血や消化管穿孔などの偶発症をきたすリスクが存在する.今回,EST時の偶発症について検討し,トラブル...

第55回日本消化器病学会大会ERCP関連偶発症1

ERCP関連手技のトラブルシューティング
簑田 竜平(福岡大筑紫病院・消化器内科)
【目的】当院で経験したERCP関連手技の偶発症とその対応について報告する.【対象と方法】2008年1月から2012年12月までに当科で施行したERCP1937例のうち偶発症17例(0.88%)を対象とした.【検討項目】1,偶発症の内訳,2,その対処法.【成績】1,EST後出血が12例,消化管穿孔が3例,重症膵炎が1例,膵管ステント迷入が1例あった.2,EST後出血の止血方法は,ヒートプローブでの焼...

第55回日本消化器病学会大会ERCP関連偶発症1

EST術中および後出血に対するcovered metallic stent留置術の有用性
平子 匡(伊達赤十字病院・消化器科)
【目的】内視鏡的乳頭括約筋切開術 (EST)に伴う術中出血および後出血に対する止血法として,エピネフリン添加生食散布,バルーン圧迫法 (BA),クリッピング,HSEなどによる局注法,ヒートプローブ凝固 (HPC)などが報告されているが,複数の手技を用いることはERCPの偶発症の増加の可能性や手技時間の延長に繋がり,患者に対しては不利益である.今回,EST後の出血に対してCMS留置による止血術を行い...

第55回日本消化器病学会大会ERCP関連偶発症1